recovery006 うつになってからの食事事情

こんばんは。精神科通いのバ美肉ブロガー、次無つぐないゼッカです。

心を病んでから、食欲や味覚など食に関する変化がいくつかありました。

生きることは食べることですから、うつ状態になり生きる力が弱まれば、食べることに変化が訪れるのも当然といえるのかもしれません。
今回は、そんな食に関する話です。

なお、今は味覚も元に戻り、病む前と同じように食べられるようになっているので、その点はご心配なく。

わたしは2025年11月末から精神科のお世話になっているわけですが、うつ状態の急性期と言える11月、12月は特に食欲が著しく減退していました。

もともとは健啖家のわたしでしたが、何かを食べるということに気持ちが向かず、食が細くなっていました。

日内での調子の波もあり、具合がよいタイミングでおいしそうだからと買ってきた出来合いのお惣菜なんかを、夜になってやはり食べられないからと妻に食べてもらうこともありました。

仕事柄、食べなければ体が弱る一方であることは知っていますし、食後の薬を処方されていましたので、ある程度無理やりにでも何かしらは食べるように心がけました。
しばらくの間、カロリーの確保の面でナッツ類に助けられていました。

食欲がわかないというのと別に、空腹感を覚えるのに”食べる”という行動に移れないということもありました。

お腹が空かないのではなく、お腹は空いているけど行動する気力がないという状態です。心の健康を損なっている状態でしたから、そういうこともあるでしょう。

それでも、精神的な辛さを和らげるために食後薬を飲まなければならない状況でしたので、無理にでもカロリーのあるものを口にするようにしていました。

食欲は減退していましたが、それはそれとして、心の療養のための気分転換の手段として、外食を選びました。

通院で出かける度に、帰りにどこかに寄って食べてくるということをしていたのです。

心を病む前ならば、ぱーっと玩具を買うことで気分転換ができていたのですが、そういったものにときめかなくなっていたというのは、以前に断捨離の記事で書いた通りです。

その為、まだ元気があった頃に妻に連れて行ってもらったサイゼリヤの楽しい記憶にすがって、外食で気分を変えようと考えました。

しかしながら、これはうまくいきませんでした。

なんとなく色がくすんで見える視覚異常があったことはYoutubeでの発信で触れましたが、同様に味覚も鈍磨していたようです。

何を食べてもおいしくない・・・・・・とまでは言いませんが、せっかくの外食に心ときめくことはありませんでした。

数回試してみてダメだったので、その後この試みは継続していません。

おいしく感じられず外食で心がときめかないというように、食欲のみならず味覚にも変化がありました。

自覚的かつ今でも残っている変化として、ブラックコーヒーを常飲するようになったことが挙げられます。

もともとはコーヒーを好んで飲むことはなかったのですが、病んでからというものは、苦味を求めているのか何なのか、やたらとブラックコーヒーを飲みたくなることが増えました。

後に妻からの指摘で気がついたことですが、特に急性期は味覚がにぶくなっていたようなので、そのなかでも味を感じられるものを求めてのことだったのかもしれません。

うつ状態が落ち着いた今でも、変わらずコーヒーを飲んでいますが、適量なら体を壊すものでもないので、困ってはいません。
(1日に1リットル近く飲むのが適量かどうかは一考の余地がありますが・・・・・・)

状態が快方に向かう中、2025年3月~4月にかけて、妻といろいろなことを話せるようになりました。
会話ができていなかった時間を埋めるように、いろいろと話をしたのですが、そのなかで指摘されて気がついたことがあります。

味覚が鈍くなっていたらしい間、やたらと刺激物を食べている様子だったと妻から指摘されました。

もともと辛みのあるものを好んではいますが、言われてみれば、異常だったと思います。
平常時と比較して多量の七味唐辛子やわさびなどを食べ物にかけていました。

何度かでやめてしまった気分転換の外食でも、回転寿司に行く時は、必ずチャンジャ寿司(辛いお寿司です)を食べていました。

長く生活を共にしてきた妻からの指摘なので、異常な食生活になっていたことは間違いないです。

振り返ってみれば異常な量のスパイスを摂っていましたが、食べていて辛いと感じることはありませんでした。やはり普通の状態ではなかったのだと思います。

味を感じづらくなっている中で、無意識に強い刺激を求めていたようですが、今は元に戻ったのでよかったです。

少し心が持ち直した2026年3月頃、お気に入りの「仮面ライダーアマゾンズ」を視聴し直す機会を持ちました。

内容について詳細な解説はいたしませんが、”生きる”ということについて考えさせられる作品です。

そのおかげかはわかりませんが、この時期から「病んでいるにしてもまずはちゃんと生きよう」「その為にはちゃんと食べよう」とやや前向きになりました。

また、同じぐらいの時期に、食に関する発信をしている数人のVTuberの動画を見て、食べることのモチベーションを刺激されました。
ちょうど味覚も元に戻ってきていた時期でしたので、彼女らの発信を見て「おいしそう」と思うことができたのだと思います。

その後、しっかり食べることを意識して生活するようになりました。
ナッツと水で食事を済ませるということも無くなりました。

チョコチップメロンパンとコーヒーの組み合わせなど、食欲がなくても食べられるものも見つかりまして、ちゃんとカロリーを摂ることができています。
(栄養の偏りはいったん考えないこととします)

生きるために食べるという意識に変えてくれた「アマゾンズ」と食のVTuberたちに感謝です。

しばらく食が細くなっていたおかげで、痩せました。会う人会う人に「痩せた?」と訊かれる程度には見た目も変わりました。
痩せること自体は歓迎しますので、メンタル不調ダイエットということでポジティブに捉えています。

急性期は食後薬を飲むためという必要に助けられ、やや落ち着いてからは仮面ライダーやVTuberに助けられ、食欲のない中で、何とかかんとか食べることができていました。
おかげで、食に関しては今はほとんど元通りになっています。

今も残っている変化はありますが、ごく一部の好みが変わったり、胃の許容量が減った程度のことで、気にするようなことではないです。

まだ気持ちがざわついて食欲不振を起こす日もありますが、それも毎日のことではありません。
精神科に通い始めた頃に比べれば、大いに前進しています。

メンタル不調からきているだろう身体症状など、ただでさえ体がしんどくなる中で、食べることができていなければ状態は更に悪くなっていたと思います。

やはり、生きることは食べることです。

無理にでも、少しずつでも食べられていてよかったです。

今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました。
みなさま、どうかよい夜をお過ごしください。

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