【イジンデン】ニュートンデッキを作りたい

カードゲーム





冒頭文

 おはようございます。TCGは始めたて、集めたてが一番楽しいと思っている典藻のりもキロクです。

 少し前にイジンデンの第2弾ブースターを買えましたという記事を書いていたのですが、その中でSRのニュートンを引けましたとご報告しておりました。
 イジンデンにおいてのニュートンは条件を満たすとゲームに勝利できる所謂「特殊勝利」系のカードです。

 偉人英雄に疎い典藻でも知っているニュートン。キラキラのSRカード。そしてロマン溢れる特殊勝利カード。
 これは是非とも使いたい。ニュートンデッキを組んでみたい。

 エクゾディア、ウィジャ盤、ヴェノミナーガ……特殊勝利カードを手にしたのなら使いたくなってしまう。これもある種の「万有引力」が働いているに違いありません。違うかもしれません。

ニュートンの効果

 肝心のニュートンの特殊勝利条件ですが、「自分のドローフェイズ開始時に自分の手札が10枚以上ならゲームに勝利する」というものになっています。
 これに対して「ドローフェイズの間、ドローが出来ない」という効果も持っており、制約となっています。
 また、ドローフェイズに制約がかかる代わりに「自分のエンドフェイズにイジン召喚権1つにつき1枚ドロー」という効果もあります。召喚を行っていないターンにドローが出来る効果ですね。

 効果を踏まえ、ニュートンの効果による特殊勝利を狙うには、

1.ニュートン召喚時に既に手札が10枚あり、次の相手ターン中ニュートンを守り切る。

2.ニュートン召喚後にニュートンを守りつつ手札を10枚にして自分のターンを迎える。

 の2択となります。
 これを目指す為に手札枚数の維持に重点をおいたデッキ構築が必要になってきます。また、最低1ターンはニュートンを守らなければならない点も忘れてはいけません。
 当然ながら、そもそもニュートン召喚と手札確保までの間、空いてからの攻撃を防ぐ手立ても必要です。

マリョクカードの配分

 イジンデンにおける主役のカードと言えば「イジン」です。遊戯王でいえばモンスターカード。ゲームの花形です。
 しかし、このイジンにしても、それを補助するハイケイやマホウにしても、使用する為にはマリョクカードが必要になります。

 使用コストとなるマリョクカード。しかし、これらは直接攻防に使用できるものではないので、イジンなどのカードとの配分が肝要になります。
 このマリョクカードですが、1枚で2コストになる「〇〇オーブ」やデッキに何枚でも入れられる「〇〇ストーン」を始めとして、場に出した時にドローが出来るものや、遊戯王でいうところの装備魔法に近い使い方になるものがあります。
 マリョクカードは基本的には1ターンに1枚しか場に出せないルールとなっていますので、短いターン数で素早くマリョク=コストを貯めるには、1枚で2コストとなる「〇〇オーブ」を採用することが上策でしょう。

 しかしこの「〇〇オーブ」ですが、赤・青・緑・黄の各単色や2色として扱うもの全てがレアカードになっています。美しいイラストがキラキラ輝くのは嬉しいのですが、デッキ構築での重要度が高いカードが手に入りづらいというのが悩みどころです。
 複数のデッキを組むにしても、速攻性を高める為にマリョクカードをすべて「〇〇オーブ」にするといった構築にするにしても、枚数が足りないというのが引っかかってきます。

 幸いにして、装備カードとなるマリョクや「〇〇ストーン」を指定して恩恵を受けることのできるイジンカードも存在していますので、これらを採用することで「〇〇オーブ」への依存度を下げることはできるかもしれません。


 さて、今回でいえば高レベル帯のイジンであるニュートンを場に出すことがひとつの目標になるわけですから、「〇〇オーブ」は採用したいところではあります。
 一方で、ニュートンの召喚後に特殊勝利条件を満たすために、マリョクを貯めると同時に手札枚数を維持・増強する必要もあります。どっちもやらないといけないのが辛いところですね。

 そこで「〇〇オーブ」と同時に採用したいのが、場に出した時にドローを行えるマリョクカードです。実質的に手札枚数を減らさずにマリョクを増やせるので、ニュートンの効果のことを考えずともTCG的に便利なカードです。
 ありがたいことにこちらのドロー系マリョクは「〇〇オーブ」に比べてレアリティが低く、枚数を揃えやすいというのもポイントが高いです。

どの色を採用するか

 イジンデンはカードの色を参照するタイプのTCGです。デジモンカードゲームやヴァイスシュヴァルツ的な。

 イジンを場に出したりマホウ・ハイケイを使用するには、使用したいカードと同色のマリョクが場に存在している必要があります。
 ひとつの色のカードだけでデッキを組めば、色制限でカードを使用できないということは無く安定します。ですが、各色には得意とする戦術やそれに沿った効果が設定されていまして、これを複数組み合わせることで各色のよいとこどりを図ることができます。

 ニュートンは黄色のカードですので、彼を場に出すために黄色のマリョクは必須になります。黄色のマリョクを採用することで、次に決めるのは下記のどちらかになります。
1.黄色をメインとしたデッキ(単色でも複数色でも)
2.別の色をメインとして、黄色はニュートンのみ或いはごく少ない枚数にしたデッキ

 1の場合は、強力な黄色のデッキパワーを持たせることで、ニュートンの効果での勝ち筋が無いと見た際に別の戦術にシフトしやすい一方で手札枚数の維持・増強という面に特化するのは難しいです。
 2の場合は、ドローが得意な青のデッキに、青と黄の2色として扱うBYマーブルストーン(オーブ)を採用することでニュートンの召喚とドローの加速を両立することができそうです。

 この辺りを踏まえ、黄・青の混色デッキを組む方向で考えていきます。

ありものでどうにかするのがTCGの醍醐味

 おおまかな方向性が決まりましたので、ようやく実際にカードに触れていきます。
 ここで障壁になるのが、手持ちのカードでしかデッキは組みようがないという点です。

 まず、デッキの主役になるニュートンのカードは1枚だけです。
 最低40枚のデッキの中から1枚を引き当てる必要がありますね。また、ゲーム開始時に山札の上から4枚をガーディアンにする中にニュートンが入ってしまうと山札から引くことはできなくなります。
 まあ、何とかなるでしょう。ホビーアニメの主人公ならピンポイントで引けているし、自分のドロー力を信じろ。

 次に、戦術的に必要な「〇〇オーブ」やドロー系のマリョクも所持数に限りはあります。
 これも何とかなるでしょう。ニュートンよりは枚数があるし、デッキの性質上ドローを行う機会を多く用意するので、必要分は何とか引けるでしょう。ドロー力を信じろ。

 TCGは手持ちのカードが整ったりゲーム自体がある程度成熟すると「勝てるデッキ」の最適解が絞り込まれてしまって、デッキごとに個性を発揮して群雄割拠するホビーアニメ的展開は期待できなくなってしまいます。その中で好きなカードで戦うデッキは「ファンデッキ」「ネタデッキ」になってしまう悲しみ。

 イジンデンはまだ第2弾。典藻の手元にあるカードも限られる。
 このありものだけで作るデッキは魂のデッキ。TCGが一番楽しいタイミングですね。楽しみましょう。

おわりに:デッキ完成(暫定)

 そんなこんなでデッキに入れるカードを選出。
・1枚しかないニュートンを素早く手札に引ける可能性を上げるためにデッキは下限の40枚。
・万が一、ニュートンが墓地に置かれてしまった時のフォロー用にサルベージができるラファエロ採用。
・ドロー効果を持つカードを優先的に採用。
・遺業能力でドローを持つイジンを複数採用。また、ガーディアン化の効果をもつカードも併せて採用し、相手の攻撃を防ぐガーディアンを確保しつつ、遺業能力でドローできる機会を増やす。
・マリョクゾーンに裏向きで配置したイジンをガーディアンにして上記と同様の機会を得られるようにお気に入りのチンギス・ハンも採用。
・ニュートンの召喚タイミングを早められるように劉備玄徳を採用。
・召喚後のニュートンを相手のマホウや攻撃から防ぐ手段はないので、何事もないよう祈る。運試しだ。

 これでいけるかどうかは本番で試してみます。ちなみに本番と言うのは妻との対戦のことです。
 次回対戦がいつになるかは未定ですが、がんばるぞ。
 ドロー力を信じろ。あと、ドロー力が足りなければ山籠もりしたり死神と契約すれば間違いなくニュートンを引き込めるぞ。うおおお。
 

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