つながらない権利なるもの

愚痴





 おはようございます。今週は土日に休日出勤が決まった典藻のりもキロクです。
 代わりに金曜日が休み扱いになったので、まあよし。
 1件行かないといけない現場はあるので完全な休みではありませんが、まあよし。

 
 つい最近のことですが、「つながらない権利」なる言葉があることを知りました。
 ビジネス用語? なのですかね。
 大雑把に言えば勤務時間外の仕事の連絡に応答しなくてよい権利ということらしいです。

 その行使のよしあしはさておき。
 また、そんな権利がどれだけの労働者に存在しているのかもさておき。

 こういった権利があると仮定したい、あるいは普及させたい気持ちはよくわかります。
 典藻も休みの日の電話には出たくないし、先日コロナで寝込んでいる間も電話・メール対応しないといけなかったのは、まあまあしんどかったですからね。
 是非是非一般化してほしい考え方です。

 しかし一方で、こういった権利をかなぐり捨てて、或いはそんなものがあると認識すらしないで働いている人がいるから社会が回っているようにも思います。
 働き方改革ですとかつながらない権利ですとか、それで「働かない時間」を捻出することで発生する綻びや皺寄せのような「仕事」を処理する人間は必ずどこかにいるわけです。
 そして、そういった「仕事」がまわってくるような人にとっては、仕事を断る=次の仕事がなくなる=路頭に迷う=デッドエンドだったりもするわけです。まあ極端な言い方をしてはいますが。

 つながらない権利なるものを持っていたとしても、それを行使できる人はあまりいないのでないでしょうか。
 そも、つながらない権利を行使する人材を積極的に使わない権利を持つ取引先も勿論あるわけで。
 実質的に生活の糧の為には「つながる」ことは義務になっているのではないでしょうか。
 ええまあ、典藻の様なレベルの労働者の話ではありますが。

 しかし会社勤めの典藻ですらこれですから、個人事業主に方はもっと「つながる」ことが義務のようになってしまっているのではないでしょうか。
 

 キャッチコピー的には素敵な言い回しだとは思いますよ、「つながらない権利」。
 旧き友は言った「為政者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど」。
 為政者の話ではないので、不適切な引用ではありますが。

 存在してはいるらしいが見たことが無いという点で、「つながらない権利」はツチノコやムー大陸と同じようなものだと思います。
 つまりはオカルトや都市伝説です。好きですよ。ロマンがあって。
 いつかはそんなロマンティックな権利を気兼ねなく使えるようになりたいですが、サラリーマンに暗に存在する「つながる義務」を放棄できる日はくるのでしょうか。
 その謎を解明するためにいつかはアマゾンの奥地にでも向かってみたいものです。
 
 
 ア゛ マ゛ ゾ゛ ン゛ ッ゛ !!(読モシャウト)

コメント

  1. まつ より:

    こんにちは(*^^*)
    毎日お仕事お疲れ様です!

    そのような権利があったのですね😳
    知りませんでした。
    確かに休日の電話はドキッとしますし、なるべくなら出たくないですよね🥲

    そもそも電話が苦手な私は、
    出たくない!
    人と話したくない!
    と思ってしまいます😭笑

    ましてや休日にかかってくるなど…
    最悪な休日になってしまいますね💦
    それに対応してるキロク様は素晴らしい👏
    チョコを大量に与えたいです笑

    その電話をスルーしたら仕事がパーになってしまうプレッシャーも分かります😢
    どうしても他と競わなくてはいけないし、いつも追われてる感覚で大変ですよね。

    好きな人達とだけ仕事が出来たら幸せなのになーと、日々思いをめぐらせております。

    • 典藻キロク より:

      コメントありがとうございます。

      電話、いやですよね。
      休日であれば電話のみならずメールもメッセージアプリもお断りしたい気持ちです。

      お察しの通り、わたしも人と話すこと、特に電話が苦手なので毎度電話をとる前にひとしきり唸ったり呻いたりしています。
      楽な仕事は無いものと思って、お互いお仕事、無理しない程度にがんばりましょう。

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