おはようございます。語感のよいカタカナ言葉はつい口に出してしまう典藻キロクです。
フルメタルフォトグライドフォーカスフォースとか。トラペゾヘドロンとか。
よいですよね。口に出して読みたい日本語(日本語ではない)。
そんな冒頭あいさつを踏まえまして、語感のよさといえばということで。
今回はこの「PREMIUM DX MEMORIAL レーザーレイズライザー」のお話です。
普段のように「ここがスゴイ!」「なりきり遊び楽しい!」というようなポジティブなお話ができれば、それは典藻としても嬉しいことなのですが、残念ながら今回はネガティブなお話です。
典藻が呼ぶところの「通常版」である「DXレーザーレイズライザー」の後に、あまり間を置かずに発売されたこちらの「完全版」ですが、今回はバンダイの完全版商法の話でもありません。
そちらの話は長くなるので、別途に現在下書きと推敲を進めております。投稿の際には是非ご一読ください。
そんな宣伝も程々に。
この玩具は、プレミアムバンダイ即ちバンダイ直販の通販サイトで販売されたものです。
プレミアムでデラックスでメモリアルなこちらの品ですが、どうも音声などに不具合が多いそうで。
典藻は「通常版」を持っていないので、この「完全版」の音声がどのように完全か或いは不完全かを把握できないのですが、べロバの変身音の中での口上音が小さくて聞き取れないのは気になっていました。
そんな中、プレミアムバンダイから以下のような案内メールが届いていました。
ご希望のお客様に再生産品を送付とのことです。
メール内のURLを確認したところ、2024年2月29日までに専用フォームに必要事項を入力し、購入画面のスクリーンショットを添付することで再生産品を手配してくださるそうです。
……いやあ、同月1日にメールが届き、締め切りは月末というのは案外タイトなスケジュールですね。
典藻は今回の記事(もともと別の内容に触れようかと)を書くにあたって関連のメールをチェックし直したところで発見できたので、申し込みがギリギリ間に合いました。(本日28日)
まあ生産の都合で締め切りがあるのはよいとして、購入者全員を対象とせず希望者のみというのがまた小狡い。
しかも入力事項としてプレミアムバンダイの会員番号や該当の注文番号を求められる上、上記の通り購入画面の証拠画像を添付しろとのこと。
プレミアムでデラックスでメモリアルな不具合品を掴まされた津々浦々の「お客様」に随分手間をかけさせるものです。
コンバージやフィギュアーツの不具合品ですと、替えの部品を購入者全員に発送しているものと思います。
ゲイツリバイブの砂時計部分とか、ゼロツ―の胴体とか。1型の塗装箇所詐称についてはギリギリ発送前に発表していたので不具合扱いでないらしく対応無しでしたが。
完全版商法、抱き合わせ商法と売り方だけでも不満点が無いとは言えないプレミアムバンダイ……というかバンダイですが、年々あくどくなっていきますね。
胡坐をかいた殿様商売。いえ、近年の作品に倣えば王様商売でしょうか。
小さな問題かもしれませんが、典藻のもとに届いた個体は最初から塗装欠けがありました。
音声のみでなく、外観のディテールアップも売りにしていたと思うのですが、セールスポイントにしている部分に注力することもしないのですかね。
少なくとも典藻は、という話ではありますが。
休日捨てて働いて、食費や将来への蓄えを削って捻出したお金で嗜好品としてこういった玩具を買っているわけです。
何もせずに無限に湧くような資金源などあろうはずもなく、多少なりとも命や人生といったものから削り出した金銭です。
ただでさえ現代の貴族階級のような方々に馬鹿にされる民草ですのに、命削りを対価に得た玩具が不出来では不満も漏れます。
どうかどうか「物を作る」「物を売る」ということに誠実になって頂きたいものです。
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