油淋鶏チーズチキンタツタ

　おはようございます。コナン映画なら「時計じかけの摩天楼」が好きな典藻のりもキロクです。
　あれ、面白いですよね。劇中で語られる事件の回想がきちんと本筋の事件に繋がっている構成だとか、スケボーでのアクションや爆弾の緊張感だとか、非常に満足感がある映画で定期的に観たくなります。
　不定期にAmazonプライムビデオなどで配信されていますが、配信の度に1度は観ている気がします。

　おぼろげな記憶ではありますが、たしか当時劇場で観たような。なにぶん子供の頃の話なので実際に劇場に行ったのかテレビで観たのか判然としませんが。
　とにもかくにも面白く、「子供のころにみた」という思い出のある作品です。


　さて、今回の本題はコナン映画の話でなく、最新作の公開にこじつけてコラボしているマクドナルドの期間限定メニューの話です。
　コナンといいワンピースといいガンダムといいウルトラマンといい、毎年なにかしらハンバーガーと関係なさそうな作品とコラボしていますね。節操のないことで。
　来年は是非、ハンバーガーが一定の重要度を持つキャラクターの登場する「うえきの法則プラス」とコラボしてほしいところです。　

　週末の夜のこと。
　我が心は「やったあ明日は休みだ！」という気持ち、「明日中に準備しておかないといけない仕事がある！」というストレス、「休みといえど〇〇時間後には仕事にでないといけない」という憂鬱さの３つに分かれ、混沌を極めていた。

　そんな混沌の中にあればこそ、とりあえず散財と食欲にて心を落ち着かせるべく妻を誘って夕食をハンバーガーにすることに。
　パーク＆ゴーなる便利なものを初めて使い、楽々とテイクアウト。

　帰りついたのは22時前。
　まあ、仕事が早めに終わったとはいえ家に帰ったのが21時過ぎですからね。それから出かければこんな時間にもなりましょう。
　
　遅い時間に食べるジャンクフード。
　巷で言うところの「罪」の味でしょうか。
　我ら人類すべからく生まれついての罪人なれば、今更罪を重ねることに何の呵責もありはせず。
　人として生きれば雪げぬ罪はすでに数えきれず。
　この先に纏うだろう罪もまた無数。
　どうせみんな地獄行きなら、この今に犯す罪に躊躇いは必要なく。


　まあ別の生き物の命を奪って糧にすることを罪と捉える価値観もありましょう。
　命を頂いているということは忘れてはいけませんからね。大事なことです。　
　

　普段食べ物の写真を撮るという発想にあまり至らない為、いざ撮るとなると美味しそうに写せない。
　「映えバエ」なるものもあながち侮れませんね。あれも一部のマナー違反者はさておき、撮影技術や構図の勉強の賜物でしょう。

　ハンバーガーの外装にはコナンたちが印刷されています。
　知らない人たちもいます。最近の新キャラでしょうか。あるいは今回の映画のゲストでしょうか。つまり今回の犯人？

　また、外箱を開けると名探偵が「違和感」を指摘してくれます。
　チキンタツタにチーズが入っていることが何らかの端緒になり事件が解決するのでしょうか。となるとこれは物的証拠。食べないほうがよいのでは。


　味の感想ですか？
　舌が肥えているわけでもない典藻に聞いても「おいしい」ぐらいしか答えられませんとも。
　
　おいしかったですが、ふんわりバンズのおかげでハンバーガー自体に結構な厚みがあり、齧るのに苦心しました。
　つぶせばバンズの良さを損ないますし、あまりお上品な食べ方ではないでしょうが普段開けないような大口を開ける形で対応しました。

　また、チキンタツタと油淋鶏とチーズというそれぞれ単体でおいしいものが組み合わさってはいますが、さほど大きな相乗効果があるわけでなく、「普通においしかった」ぐらいの「おいしさ」でした。
　とはいえ、週末のストレス対策としては十二分の食体験でした。感謝。

　しかし遅い時間のジャンクフード。
　命を、少なくとも健康寿命を削る贅沢ですね。
　まさに「天国へのカウントダウン」。典藻が天国へ行けるとは思いませんがね！



　ところで、典藻の幼少の時分の話ですが。
　誕生日やクリスマス、その他特別な日。年に数回の贅沢として母が買ってくれたマクドナルドのチーズバーガーが思い出に残っています。
　ですので、期間限定メニューや新メニューがどれほど開発されても「マクドナルドで１番好きなのはチーズバーガー」はこの先もきっと変わらないと思います。