ビターガヴに対しての納得感

変身玩具





 唐突ですが、推しを祀る神棚に備えていたグミを盗み食いしました。不敬。
 まあ、お供えものとはそういうものですし。ちょっとぐらいとってもバレないでしょうし。

 供えていたのがコーラ味のハリボーグミなのですが、これを食べてみて、硬い食感からビターガヴへの納得感を得ました。
 急にビターガヴと言われても何やらわかりませんでしょうか。

 現在放送中の「仮面ライダーガヴ」の主人公であるショウマ/仮面ライダーガヴ……の量産型クローンと思しきダークショウマが変身するのが仮面ライダービターガヴです。
 ショウマが変身に用いる変身ベルト(ベルトではない)であるのもまたガヴという名前でして、クローンのダークショウマが変身に用いる変身ベルト(ベルトではない)が先に挙げましたビターガヴです。


 この変身ベルト(ベルトではない)であるガヴとビターガヴはそれぞれベルト型の玩具が発売されています。
 両者は部分的な形状の違い、全体の色の違いがあるほか、発せられる音声も異なっています。……のですが、ビターガヴの音声というのがあまりバリエーションに富んでおらず、不満に思っていました。
 ガヴは食べたお菓子ごとに「ジューシー!」や「ふわふわ~」など掛け声が変わるのですが、一方のビターガヴはどのお菓子を食べても「ヤミー」としか言いません。これが寂しい。



 通常のガヴの変身待機音が「EATグミ! EATグミ!」や「EATスナック! EATスナック!」のようにEAT(食べる)になっています。
 これに対して、後発のビターガヴは「BITEグミ! BITEグミ!」とBITE(噛む)になっています。口に含んで咀嚼して、飲み込むまでに至るEATに対して、咀嚼であるBITEです。つまり、あくまでBITEによる食感が大事なのであって、味は二の次で全部ヤミーなのでしょう。

 全部「ヤミー」で掛け声が変わらないというのは、玩具としてはやや物足りないもので不満に感じていました。せっかく食べさせるものを集めても、音声のバリエーションが少ないのは寂しいです。通常のガヴと同額なのにプレイバリューに劣るというのも、少しばかり損した気分になります。
 が、ハリボーグミを盗み食いした際の気づきよりこの不満が解消されました。脳細胞がトップギアです。



 劇中において、一般的なグラニュート(※怪人)の食べ物が鉱物(のようなもの)という設定が明かされました。
 EAT(食べる)でなくBITE(噛む)という音声から、ガヴよりもビターガヴの方が噛み応えを求めていて、グラニュート寄りになっているというのがわかるようになりましたね。石をガリゴリと食べる習慣のあるグラニュートの要素が色濃く出ているがゆえに、硬い食感のお菓子が適合するのでしょう。

 ビターガヴが用いるゴチゾウ(※変身アイテムであり眷属)がコーラグミなわけですが、先述のハリボーグミを思うと、噛み応えがあるハードグミ故にビターガヴに適合したものと想像できます。キャンディのゴチゾウを生み出した際も、黒飴を舐めずに噛んでいました。味や食感の多様性でなく、とにかく硬いお菓子であることが重要なのでしょう。


 現状、仮面ライダービターガヴは悪役としてさほど魅力的な活躍をしておらず、さらには値段の割に遊びの幅が狭いなりきり玩具なので、「買い物に失敗したか」と思っていました。
 しかし、何を食べても「ヤミー」としか言わないのが「食感しか重視していないから」という理由に気づいて納得しました。劇中の設定に準拠した玩具であるのなら、歓迎しますとも。

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