炭酸が飲みたい日もある

飲食





 炭酸・発散・バブルマン。
 バブルショット。バブルイリュージョン。バブルマンネオ。

 失礼。なんのことやら分かりませんね。いえ、お気遣いなく。わたしも何だか分かりませんもの。


 わたしは炭酸飲料をさほど好みません。口腔内がシュワシュワとする感覚には、売りであるらしい爽快感というものがイマイチ伴いません。
 炭酸飲料全般がそうなので、みんな大好きコーラも、飲料の選択肢として優先度が低いです。妻はコーラも、シュワシュワしたお酒も好んでいるので、味覚(?)の違いを感じます。


 そうは言っても、炭酸が飲みたくなる時もあります。
 ちょっと贅沢してハンバーガーのセットメニューなど持ち帰るときは、ジンジャーエールやらスプライトやらを注文することが多いです。そのちょっとした贅沢の頻度≒炭酸飲料を飲む頻度なので、やはり機会が多いわけではありませんが。


 あるいは、食べ物にあわせるわけでもなく、何故だか無性に飲みたくなる日もあります。
 春先だとか、初夏だとか、気温が1段階上がる頃に多い気がします。仕事終わりのドデカミンを求めます。カルピスソーダでもよいですよ。


 昨日もそんな日でした。ドデカミンなど銘柄を指定するわけでなく、ただ「炭酸が飲みたい」と。
 しかし、です。普段飲まないようなものが冷蔵庫にあるわけもありません。買いに出ようにも、時間もそこそこに遅く、コンビニぐらいしか開いていません。あるいは自動販売機を頼るのもよいのかもしれません。
 ですが、葛藤というものもあります。今この瞬間の欲求のために、わざわざ出かけて、かつ割高な価格で購入するのかと。


 逡巡を経て結局のところ、出不精と懐の寒さが勝りまして、昨晩は冷水で口をごまかして過ごしました。今朝に起きてみれば、炭酸を求める気持ちも霧消しておりました。といいますか、仕事のある日の朝方は常にぐったりしているので、飲食の好みに気を向けることがないだけかもしれませんが。


 これから数か月は暖かい/暑い日が続きそうなので、またそのうち飲みたくなることもあるでしょう。次は飲めるとよいですね。
 

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