妻に「今日は何をする人ぞ?」と問うてみれば、特に予定がないと答えが返ってきました。
欲しいカプセルトイが置いてあるお店に出向きたいと伝えれば、同行してくれるとのこと。
えっちらおっちら片道1時間をかけてお店に行きまして、目的の品を無事手に入れることができました。
ランダム排出のカプセルトイですが、思いのほか呆気なく目当てのものを引けたので、用意していったお金や時間に余裕があります。
ならばと、昼食兼間食用にと、ミスタードーナツでいくらかのドーナツを買って帰りました。

種類が多くて、選ぶ楽しみがあるのがよいですね。迷う時間もまた楽しいものです。
数か月に1度、たまに食べるドーナツの美味しさよ。涼しい空気に、あたたかい紅茶が沁みます。
ところで、以前に妻との他愛のない会話のなかで、ミスタードーナツの略称として「ミッス」という名前を用いてみたことがあります。
いえ、お待ちください。いつもテキトーなことを言っているわたしですが、この「ミッス」という呼称に至るには、それなりの経緯があります。
聞くところによれば、我々関東の人間が「マック」と略すマクドナルドを、関西では「マクド」と呼ぶらしいではありませんか。これの真偽について尋ねられるような関西人の知人もいませんので、定かではありませんが、まあこれが本当であるという前提に立ちます。
関西で呼ばれる「マクド」と「ミスド」は、その響きが似ています。似ているったら、似ています。
そういうことなら、我々関東人は「マクド」と「マック」の関係に倣って、「ミスド」ではなく「ミッス」と呼ぶべきなのではないでしょうかと、こう考えたわけです。アンダスタン?
このように考えたという説明を添えて、改めて妻に「ミッス」呼びについて意見を求めたところ、却下されました。仕方ありません。
ちなみに、同じ法則に従えば、モスバーガーは「モスバ」と「モッス」になりますが、こう呼んでいる人を見たことがありません。なので、よく考えたら「マクド」と「マック」の関係性を他のお店にもあてはめる必要はありませんでした。
我々関東人は、これからも「ミスド」呼びでよいのです。でも、たまには「ミッス」と呼んでみることもあるかもしれません。
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