前回記事
前回の記事は下記参照
どうせなら自分で作ってみる
非常に簡単なものとはいえ、前回でモデルを自作できたわけです。であれば、その他のものも、できる範囲で自分で作ってみようと思うわけです。
当初から申し上げております通り、活動に際して関わる人が少なければ少ないほど、わたしの失言等によって迷惑をかける相手も少なくなるのです。
また、外注に出すでもなく、既製品を買うでもなく、自分で作ればタダです。万年金欠の素寒貧ですから、タダで済むに越したことはありません。
素人の手作りですから、低品質なものにはなるでしょうが、そこはそれ。自作の強みとして、後々好きなようにアップデートしていけます。見切り発車とどんぶり勘定の「とりあえず」でやってみるというのも悪くないでしょう。
思い立ったが吉日と申します。あるいは、ジーっとしててもドーにもならねえとも申します。
背景アニメーション
で、見切り発車なわけで、何から作ればよいのかはわかっていません。
わかりませんので、見よう見まねで進めます。
とりあえず、背景です。白単色を背にするのは少々寂しいです。
しかし、背景画は描けないので(それ以外も描けないけれど)、動きをつけることで視覚的な寂しさを紛らわせようと考えました。
ほら、なにか、こう……配信画面の背景って、なんか動いているじゃないですか。動くということは多分動画ファイルをループ表示しているのだと思うのです。
少しOBSについて調べてみたら、動画ファイルを使用できるということが確認できましたので、ごくごく簡単なループアニメーションを作ります。
適当な縦横サイズの背景を描いて、動かす用の素材を背景透過で描いて、普段は主に切り抜き動画作成に使用している動画編集ソフトでガッチャンコ。これでテキトーなmp4ファイルの完成です。
画面に表示するデジタル時計
続いて、画面に表示する時計も作成します。
本筋とは違う話なので詳細は省きますが、切り抜き動画の作業時にこの時計があるかないかで、編集のしやすさが段違いです。
わたし自身が配信をしたとして、それを切り抜くこともないでしょうが、画面に表示される時計の存在は大きいのです。
こちらはリアルタイムで日時を拾わなければならない都合、背景アニメーションのような動画ファイルであったり、画像ファイルだったりで対応するものではありません。
少し考えてみて、OBSがゲーム画面などをウィンドウ単位でキャプチャできるということは、デジタル時計だけが表示されるウィンドウを用意すれば、これを画面に表示できるということに辿り着きました。
そういえばと思い出しますのが、かつてホットスープエディタでゲームを自作した折、プログラミングの練習で作成した「デスクトップにデジタル時計を表示するソフト」です。これが使えそうです。
プログラミングの仕方自体は遠い記憶の彼方ですので、インターネットで端々を調べながら、作ります。
当時は「時計を表示するだけのソフトって何に使うのだろう」と疑問に思っていましたが、10年以上の時を経て、今のわたしの役に立つことになりました。
遊星さんの言う通り、この世に不要なものはないのかもしれません。
既製品の利用
最初から、わたしの技術ではとっかかりの掴めないものとわかっていた要素については、大人しく既製品を使用します。出来ないことは出来ないと割り切ります。
配信する為のソフトであるOBSもそうですし、リアルタイムでコメントを画面に表示するものについてもフリーソフトを使用します。
まあ、コメントがくるような配信にはならないかと思いますので、後者は使用機会がないかもしれませんが。
待機画面
配信画面に付随して、待機画面というものの存在も認知しております。
こちらは配信の背景と同じくループアニメの動画ファイルを準備すればよさそうです。
以前に手慰みと思い付きで描いた典藻キロクの簡易アニメーションがあったので、これに背景色を加えて縦横サイズを修正し、表示方法を調整して待機アニメーションの出来上がりです。
あとは適当な長さでループする曲を作って、動画とガッチャンコです。これで待機画面用のアニメーションが用意できました。
暫定的にこんな感じに
そんな具合で出来たのが↓です。(音声無し)
満足のいくものなんて一生作れないのだから
自己弁護のようになりますが、趣味においては、見切り発車大いに結構だと思うのです。入念な準備、完璧な仕上がりを求めたい気持ちも当然ありますが、それが出来上がるのは何十年先の話になるのか、と。
満足のいく出来でなければ世に出せないというのなら、一生作品を発表することはできません。制作に熱心になればなるほど「もっとよくできるはず」という思いが強くなるでしょうから。
今の技量で作れるものを作って、追々進化させていけばよいのです。拙い出来を嗤う人もいるでしょうが、他人の制作物を蔑む程度の品性しかない相手に取り合うこともありません。
なにしろ、趣味の領域です。わたしが楽しめれば、それでよいじゃないですか。
楽しませる為の活動ではなく、楽しむ為の活動に重きをおきたいところです。現状、こうして色々作って準備をしているのが楽しいです。
遠足は予算内でおやつを選ぶ時が一番楽しいし、カードゲームはカードを買ってデッキを組む時が楽しいのです。
創意工夫と取捨選択で「自分だけ」の何かを作るのが性に合っているのかもしれません。
余談 活動の目標
仮にわたしが配信活動を行うとして、その目標はふたつです。
5年前当時に掲げたものは関係なく、また別の活動目的・目標を設定します。
ひと様に知らしめるような大したものではありませんので、達成するまでは伏せておきます。
ふたつの大目標を設定することで、これの実現に向かう為の小目標もおのずと定まります。目標達成に至るかはわかりませんが、やるだけやってみるということで。
……いえ、そもそも目標はバ美肉おじさんになることなのですが。
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