冒頭文
おはようございます。以前に書いた記事に関連する話題にふれるとき、毎回記事タイトルに悩む典藻キロクです。
とりあえず今回は末尾に(2)と付けてみました。
これがしっくりくれば今後はこの様式でいくかもしれません。
今回が(2)ということは(1)にあたる記事が存在しているわけです。
それがこちら。
記事本文よりもコメント欄でご意見いただけた絵師の先生のお言葉の方が情報価値が高い記事です。
そんな前回記事の中で、リクエストサイトにてクリエイター側が返答期限超過まで何の反応も示さず、超過した後もそれに何の言及もないという体験をしたと書いておりました。たしか。たぶん。
こちらから呼びかけているのに無視をされるというのが、わたしはとても嫌いです。
そうです。お察しの通り、便宜上(2)という名前を付けた今回の記事ですが、(比較的)ポジティブだった前回記事とは趣を異にするものとなります。
何ならば、リクエストサイトそのものではなく、クリエイターに対する不満感情を述べるものになります。
ありていに言えば、愚痴です。
愚痴
いつもと違うクリエイターに依頼した
こちらも前回記事で書いたような気がしますが、絵1枚の為に大金を払うのは貴族の遊びであり、わたしのような者は寝不足で判断力が鈍ってでもいないと依頼に踏み切れないものです。
寝不足という事なら、ここ2か月少々は平常時マイナス2~3時間/日の睡眠時間になっておりまして、中々判断力が鈍っている気がします。
そんなわけですので、お金を工面してskebにて依頼をかけてみました。
(わたしの性癖にあうという意味で)素敵な文章を書く先生でしたので、「おまかせ金額」よりやや高めの金額で依頼を送りました。
ちなみに、今回いつもの絵描きの先生でなく物書きの方にリクエストしましたのにも一応理由はありまして。
よく絵をお願いする先生方ですが、複数回お仕事をお願いしたことである程度わたし個人を認識されている気がして、こう、性癖に寄った絵を依頼するのが段々恥ずかしくなってきました。
まあクライアントが何を頼もうとプロの方々は気にすることもありますまいが。
話を戻して、物書きの先生にリクエストをしたことについてです。
skebはpixivリクエストと違い返答締め切りをクリエイターが設定できるそうで、今回お願いした先生は「30日」を返答期限にされていました。
リクエストを受けて下さったら嬉しいなと思いながら、クリエイターのリアクションを待ちました。
承認もされずキャンセルもされず、気を揉んだまま30日後。
期限超過でリクエストは自動キャンセルとなりました。まあそういうこともあるでしょう。
無視はやめてほしい
ところで、わたしは無視さえされなければ、多少蔑ろにされたぐらいではこうして不満だけで記事を書くようなことはしません。
無視さえされなければ、です。
これまでskebでもpixivリクエストでも、リクエスト承諾後になにかしらの事情で既定納期に間に合わなかった先生方はいらっしゃいました。
そちらの先生方は「体調が悪くて受けたリクエストに応えられなくなったのでキャンセルにさせてほしい」「納期に間に合わなく申し訳ない」というようなツイートをされていました。とても誠実な方だと感じ、むしろ好感度が上がりました。これもある種の神対応だと思います。
(金銭の絡む『仕事』を受けるプロとしては当然のこととも言えますが)
別に理由はなんでもよいのです。
極論、「先月買ったゲームが面白すぎて納期に間に合わなかった。すまん」だったとしても、理由と謝意が文中にあれば納得します。一応。
もちろん、各サイトの規約上、クリエイターがクライアントを無視することに問題はありません。
しかし個人の感情は別でして。
能動的なキャンセルもせず、ご自身で定めた期限超過による自動キャンセルにもノーコメント。
期間中のツイートを見てみれば、どうもskebでのリクエスト受付状況をチェックされていた様子もありました。そして今日も元気にツイートされています。イベント参加やゲームを堪能されているようで、楽しそうで何よりです。
こうした状況証拠だけなら、今回の件は無視にほかなりません。
無視をするのもクリエイターの自由でしょう。
他方、それに対する不満をこうして表明するのはクライアントの自由です。フェア精神は大事にしたいですね。
おわりに
前回記事において、リクエストサイトはよいものだというような事を書きました。
しかし、利用にあたっては「創作者としての素晴らしさ」と「個人としての誠実さ」は必ずしも両立するものではないということを念頭においた方がよさそうです。
作品が素晴らしくとも、SNSで発信する創作論が高尚なものであっても、誠実さの伴わない人はいるようです。見極めが大切ですね。
わりと誰でもクリエイターとして登録できる両サイトですが、専業作家でなくともお金を受け取る以上はプロなのだという意識であってほしいところです。
以前に返答期限超過で自動キャンセルになった先生方のことも考えると、もしかしたら、リクエストサイトでクリエイターとして依頼を募集する=金銭のやりとりが発生する仕事を募るプロであるという認識がない方が思いのほか多いのかもしれません。
プロならば、仕事を受けないなら受けないで、無視ではなく返答期限内に却下をして頂きたいですね。
あなたが無視しているその間、当然依頼料は他の用途に使わずにとっておいてあります。
あなたが能動的にキャンセルしてくだされば、受注期間の定められている玩具が買えたかもしれません。おいしいものが食べられたかもしれません。
他の使い道を我慢して用意したお金だということを是非わかって頂きたい。
あと返答期限超過での自動キャンセルを当然のようにするのなら、無駄に気を持たせないで短い期限で設定して頂きたい。
skebのクリエイターズガイドラインにも「描きたくないリクエストはなるべく早い段階で『キャンセル』してください。」と記載されています。
……いや、これよく見ると「描きたくない」という指定ですね。
今回は絵でなく文章であり、「描きたくない」でなく「書きたくない」だったので対象外ということでしょうか。なるほどガイドラインに違反しない小賢しい抜け道ですね。
こういうテキストの不備をつくやり方は遊戯王的で好ましいですが、それはそれとして、無視はやめてくださいませ。
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