【感想】G-1.0(ゴジラマイナスワン)

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 おはようございます。しばらく暖かい日が続いていましたが、やっと11月らしく気温が下がってきて心身の調子が上がってきた典藻のりもキロクです。
 やはり11月の寒い時期に妻との交際が始まったので、懐かしく温かい気持ちになるのですよ。


 まあ、そんな話は置いておき。

 「ゴジラマイナスワン」を観てきました。
 タイトルの表記はこれで良いのですかね? まあ間違っていたとして咎める人がいるようなブログでなし、よいということで。

 題字の”-1.0″をずっと「小口」だと思っていた上に遠目に見て”G”を認識していなかった所為で劇場予告を見るまでゴジラだと思っていなかった作品です。
 小口関係ないし、しっかりゴジラな映画でしたね。

 典藻のゴジラ経験値は低いですし、劇場でしっかり見たのは今回と「シン・ゴジラ」「ゴジラvsデストロイア」だけですし、これはあれのオマージュでシリーズ中での立ち位置が云々みたいな感想はありません。
 あと、語るべきことは多いですが、十分に言い表せる言葉も知識も持ち合わせていないので、一番印象深い銀座のシーンについてだけ触れます。

 
 以下感想です。
 世界が敷島に厳しい一方で、彼を取り巻く人々は皆やさしい。彼の人柄ゆえでしょうか。
 PTSD、サバイバーズギルトで苦しむ姿が神木氏の演技によりいたく悲痛なものになっていました。そういえば神木氏、シン・ゴジラと同期の「君の名は」の瀧くん役でしたね。ゴジラ世界に来てしまったか。
 平成生まれ平成育ちの典藻には、戦時中~戦後の人々の気持ちは想像でしかわかりませんが、皆前向きになり復興が進む中でゴジラに襲われる絶望は確かに感じました。恐ろしい。


 CGで描かれる銀座の街並みとそれを蹂躙するゴジラ。CGであれほどの物が作れるんですね。すげえや。
 ところで、上陸した地域の名前から蒲田くんというニックネームをつけられた先輩もいますし、今回のゴジラの通称は銀座くんになったりするのでしょうか。
 放射能云々をさて置いても、あの大きさの生き物が動けばそりゃあ被害も甚大でしょう。冒頭で島を襲った時の小ゴジラも十分な脅威でしたが、進化した銀座くんは一目で絶対に逃げられないと確信するものでした。

 
 海でのシーンも非常の恐ろしいものではありましたが、他人事のように「海に行かなければ出会わないし」と思えるだけマシでした。しかし、あちらから上陸してきて無目的に暴れまわるのでは人類はただ踏みにじられる以外に道はない。No chance of surviving.
 山や海や遠くのどこかの怪獣よりも、やはり市街地を積極的に襲う怪獣は怖い。しかしKaiju獣映画としてはこれが良い。


 とにかく銀座のシーンが良かったです。良い絶望感でした。まあフィクションだと冷めた目で見ているからこその感想です。
 デストロイアを観た当時は劇場に幼体がなだれこんできて殺されるのでないかと恐怖しながら映画を観ていましたもの。


 あと、本筋とは全く関係ありませんが、主人公が必死に「タチバナさん!」と呼びかける年長者ということで橘ギャレンがずっと頭の片隅で物陰からこちらを窺っていました。何故見てるんです!

 劇場の売店でパンフレットと共にソフビも買いました。
 劇場限定のソフビというのはいつでもワクワクしますね。

 塗装はがれや初期キズの危惧されるバンダイ製品ではありますが、全身成型色だとそのあたりがあまり気にならないのもポイントが高いです。

 別の記事でも同じことを書いた気がしますが、クリアカラーは製造側は塗装の手間が省けるし、購入者側は特別感を得られるし、よい限定品だと思います。こういうのでよいのだよ、といったところです。

 
 当日はよき休日を過ごせました。たまの休みといえど、たまには積極的に出かけてみるのもよいものですね。

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