フェチ語りシリーズ4「どこからどこまでが、という話」

フェチ語り





冒頭文と注意

 最初に断っておきますと、タイトルにつけました「フェチ語りシリーズ」の記事は今回含め、だいぶ気持ち悪いものになっていますので、閲覧注意ということでお願いします。
 特に女性ですとより不快に感じるものかと思いますので、間違ってここにたどり着いてしまったようでしたら、ブラウザバックをお願いします。
 また、お読み頂けました方も、わたしの好みについては見て見ぬふり、見なかったことにして他言無用でお願いします。性癖をあまり開け広げにするのは、はしたないかと思いますので、どうかご容赦を。

 



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 改めまして。
 おはようございます。事務所に置くテーブル(備品)を私費で買いに行かなければならない典藻のりもキロクです。
 なぜでしょうか。諸生活費を切り詰めて浮かせたお金が消えていく。かなしい。かなしいので、かなしさと真逆の感情にふれて気持ちを落ち着かせなければなりません。

 ということで猥談です。性癖語りです。フェティシズムについて語るシリーズ第4回? です。

 今回は、予告テーマの中から「呼称と境界」として予定していた内容を簡略化したものを記事にします。
 下書きのときのテンションで仕上げに掛かれなかったので、ところどころにテンションの落差があるかもしれません。よろしければお付き合いください。

呼称の話(簡略版)

 まず、なんの呼称について話したいのかといえば、もちろん「ぽっちゃり」についてです。
 わたしが性的魅力を感じる対象は「ぽっちゃりした女の子」ということを前提にお読みいただければと思います。

 ここまでの記事で基本的には対象を「ぽっちゃり」と表現してきましたが、実際には太めの体型を指す言葉というのはいくつも存在しています。

 太めの体型とは言いますが、単純に横幅が大きい事、体の厚みがある事という意味ではありません。
 話題に関係ないジャンルからの例えで申し訳ありませんが、幅や厚みがあるからといって、当然ながらブロリーや戸愚呂(弟)をぽっちゃりとは称しません。

 要するに余分な脂肪を蓄えたことで身体が肥大化している対象を指して使用する言葉ということです。
 平易な言い方をすれば「肥満」になります。あまりかわいくない響きですね。

 「肥満」は様々な言い換えやスラングとしての呼び方があります。これらについて、3次元2次元問わず、各人がそれぞれの価値基準で使い分けをしているものと思います。
 ですので、それらの呼称に対する非常に個人的な印象ですとか、自身の使い分けについてを整理したいと思います。 ←と思っていたのですが、簡略版として「ぽっちゃり」という言葉の響きが素敵ということにだけ触れます。

 
 基本的にわたしは豊かな体格をしている女性に対して「ぽっちゃり」という言葉を用います。
 そもそもレディの体型について言及すること自体がマナー違反ではあるので、あくまで心の中であったり、こういった心中を書き残す場などにおいての呼称とお思い下さい。
 
 太めの体型の対象を指して使用される言葉であり、ヒトのみならずイヌやネコなどの愛玩動物にも適用されるのを目にすることがありますが、わたしはヒト対象に使用することを好みます。

 「ぽ」という半濁音で始まり、拗音撥音が入っていることで、可愛らしさや語感の柔らかさを覚えます。なんというかこう、ポップです。
 比較的可愛い響きの呼称ということで、好意的に見る対象である「ぽっちゃり」さん方にはこちらの言葉を使わせて頂いています。
 類似の語群と比べて対象の人物が感じるであろう不快感が少なかろうという考えによるものです。

 自称としても他称としても、使うに角が立ちづらい呼び方だと思いますし、直接的に「太め」「肥満体」と呼ぶより遠慮が薄いので、軽々けいけいに使用しております。
 ある程度以上に一般に浸透している言葉ではあると思いますので、非常に使いやすいものと感じております。
 繰り返しになりますが、あくまで心の中での呼称ということです。当人に直接言うようなことはしません。曲がりなりにもわたしは紳士ですので。


 派生語である「みけぽ」もよいですね。
 「体重が3桁のぽっちゃり」を指す呼称だそうです。
 いつの頃からか目にするようになりまして、ここ数年~十年程度の比較的新しい造語かと認識しています。
 文字通りに桁違いであることを示しているのが分かりやすくてよいです。かわいさと情報伝達能力を兼備する優秀な呼称だと思います。

境界の話(簡略版)

個人の価値観

 たまに「男性の思うぽっちゃりと女性の思うぽっちゃりは違う」という内容を耳に/目にすることがあります。
 正味な話、厳密なルールが定められていないものに対しての物事の価値観は個々人の自由であり千差万別なわけですから、異性だろうと同性だろうとAさんとBさんの思う事柄が完全に一致することはないのです。Aさん(男性)の思うぽっちゃりとBさん(男性)の思うぽっちゃりだって違うものでしょう。
 お題目として扱う為か、殊更に性別を持ちだしてそれらしいことを言ってはいますが、最終的な帰結としては「個人の価値観による」としか言いようのないことではないでしょうか。


 そんな「個人の価値観による」という前提に立ちまして、わたしの価値観でどれぐらいの体型をぽっちゃりだと思っているのだろうかという疑問に至りました。
 であれば、自分探しでもしてみようかと、考えを整理してみました。

BMIを参照する方法

 ぽっちゃり=肥満体型とすると、BMIが参考になるかもしれません。
 このBMIというもの。同好の士であれば当然ご存じかとは思いますが、改めて。

 Body Mass Indexの略称だそうで、肥満の度合いを測る国際的な指標だそうです。
 身長と体重から計算されるもので、結果となる数値で低体重・標準・肥満度1~4の6段階に分類するものです。

 しかし、身長・体重という単純な数値で計算するので、筋肉モリモリマッチョマンであっても重量から「肥満」扱いになってしまいます。
 なので、あくまで目安のひとつでしかないということは念頭に置くべきでしょう。


 とはいえ、どこからがぽっちゃりなのかという事を測るにあたっては有用であることに間違いありません。


 ……と思ったのですが。
 どうも国際的な指標とわたしの主観にはどうもズレがあるようです。
 ツイッターで活動しているセクシーなお嬢さんを見て、主観で「少しぽっちゃりしていて素敵」と思っていたのです。ですが、彼女の公表している身長体重から計算すると、BMIでは「肥満度2」でした。
 わたしの思う「少し」の段階は既に肥満度1~4のうちの2だそうです。なるほど。

自己中心性に基づいて

 国際的な指標は参考にはなりましたが、わたしの価値観にピタリと合うものではありませんでした。
 やはり価値観は個々人によるもの。

  先に挙げましたツイッターで見たお嬢さんは身長150cm台後半、体重80kg台後半だそうで。
 大変素敵な……いえ、お姿の話ではなく、自身を切り売りした活動にもネガティブな雰囲気を見せずに振舞っているのが素敵な方でした。
 
 話は逸れましたが、身長はさておき体重80kg台の方を見て自分の中では少しぽっちゃり判定だったという話です。



 価値観は主観によるものということを踏まえて、自己中心性に基づいての考え方をしてみます。
 ここでいう自己中心性とは、いわゆるジコチュー(死語でしょうか)が指す性格のことではありません。「ドキドキ! プリキュア」の敵でもありません。

 前提1。 
 わたし、自分の体型がコンプレックスではあるので体重なんかも人には言わないようにしているのです。
 ですが、少し前に投稿した記事の中で、内容の都合上、web上で体重を公開するという冒険をしてまっています。そうしたからには今更隠しても仕方ありません。
 わたしの体重の推移ですが、身長が伸び切ってからで一番痩せていた頃で59kg、一番太っていた時で約69kgでした。
 増減はありますが、わたしの体重は四捨五入して70kgという事とします。
 
 前提2。
 その昔、本で読んだかTVで見たか或いはラジオで聞いたのか、記憶がまったく定かでないのですが、「人間は自分の体重+10kgの物までなら鍛えていなくても持てる」と聞いた気がします。
 わたしであれば自分の体重70kg+10kg=80kgまでは持ち上げることが出来るということになります。
 実際に+5kgは持ちあがりましたし重くも感じませんでした。

 前提3。
 人はとかく自分を「ふつう」と思いがちなものです。そして自分を基準とした「常識」を疑うことはそうありません。


 前提1~3を踏まえると、わたしにとっての「ふつう」の範囲は自分の力が及ぶ80kgまでということになります。
 なので、自分の増減範囲より軽い59kg以下はやせ型、自分の増減+10kgの範囲である60~80kgはふつうという認識になっているのではないかと推測します。
 そして、81kg以上からがぽっちゃりということかと。ロジカル。

 ……身長や体脂肪率というものを考慮しないものとする。

最終的にはっきりした答えはない

 自分なりの標準体重的なものが設定できたように思いますが、人は体重すうじだけで測ることはできません。
 先に例示したような筋肉モリモリマッチョマンはどう考えてもぽっちゃり扱いできません。

 そしてなにより、大前提として「かわいい女の子が好き」という要素も忘れてはいけません。
 かわいいとは何かと考えるとまた話がややこしくなるので、そのあたりはニュアンスを汲み取って下さい。

 体重がどうとか体脂肪率がどうとか、そもそも好みの話は理屈でこじつけるものでもありません。
 最終的には全部、人によるとしか言いようがありません。

 同じぽっちゃりでも太り方、肉の付き方は違います。
 ヒトの見分けがつきづらいわたしの言う事なので信用性は落ちましょうが、誰一人として同じ人間はいないのです。

 ええ、はい、ですので。
 その時にわたしがそう思ったならぽっちゃり判定。ということで。

 

おわりに

 記事ひとつ使って結局なんの答えも出ませんでしたがご愛敬。
 いえ違うんですよ。下書きの段階では何か答えが出そうな気がしたんですよ。でも、いざ記事にしてみたら何にもまとまらなかったんですよ。
 下書きから仕上げまで期間が空いたのと、これを書いている今ちょうど、ブログの運営そのものについて考えていたりでテンションが低くて変に理性が働いてしまったと言いますか。

 こう、性的嗜好というのは三大欲求のひとつの延長上にあって、つまり「生きること」に連なるものだから、これについて考えれば少しは気も晴れるかと思ったのですよ。
 
 
 しかし考える過程で気が付いたことはありました。
 わたし、自身が体型いじりをされた経験もあってか、男女問わず肥満であることに対してのネガティブイメージがほとんど無いかもしれません。
 対象が女性ならネガティブどころかポジティブ要素ですらあるわけですからね。

 そして、ぽっちゃりしているからカワイイわけではなく、ぽっちゃりしているのにカワイイわけでもなく、「ぽっちゃりしている」と「カワイイ」はそれぞれ独立した別のポジティブポイントとして捉えているように思います。
 ぽっちゃりしていてなおかつカワイイとか、ぽっちゃりしていてしかもカワイイというような具合でしょうか。

 我ながらまとまりが無い。
 まとまらないので、今回はこのぐらいで。





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