↑先日、ブックオフで中古のゲームを買ってきました。
発売の報を聞いてからはや数年。ずっと気になってはいたものの、中々手を出せずにいたゲームでした。中古品に出会えたのも何かの縁と思い、購入に踏み切りました。

タイトルが長いですが、「地球防衛軍」シリーズのひとつです。
中学生の時分、弟と熱心に「地球防衛軍2」を遊んでいた身としましては、シリーズファンを名乗らせて頂きたいところです。延々と「赤波」でアーマー稼ぎをしていました。
とはいえ、新作が発売する度にお金が工面できなかったり、対応するゲーム機を持っていなかったりで、全作を追えているわけではないので、ファン失格でもあります。
そんなにわかファンですが、不敬なことに、歴代シリーズのキャラクターが集結する今作に手を出しました。
キャラクターが四角くデフォルメされているおかげで、敵となる巨大な虫への生理的嫌悪感も薄れ、かなり遊びやすい……気がします。シリーズ恒例の処理落ちも健在です。何年経っても改善されないと文句を言うどころか、「これでこそ!」と歓喜しております。処理落ちするぐらいに敵と弾が交錯する画面こそ、「らしさ」です。
馴染みのある2や、プレイ歴のある4その他から、それなりに仕様が変わっていますが、それでもやはり、間違いなくこれは「地球防衛軍」です。
侵略者の手により、地球が物理的にバラバラにされているという絶望的な状況からゲームが開始します。
この状況下だからこそ開き直っているのか、各キャラクターがシリーズ中でも異色のテンションです。防衛軍の正規隊員でない、各地の有志と共に戦うというのが面白いです。それぞれキャラが濃いです。元自宅警備員のスパルタ兵だとか、江戸時代から時空を超えてきた忍者とか……。
どう考えても非戦闘員のお嬢さんがプラズマランチャーを担いで戦場を駆け巡り、建造物を爆破しながら、チューリップを敵に投げつけて戦う様子に、わたしの胸もときめきます。こういうキャラが好みです。
新しい玩具を買っても寝かせてしまいがちなのですが、このゲームはせっかくだからと、購入翌日に遊びました。少し前に買った遊戯王のゲームを遊ぶために久々に起動したswitchでしたが、思ったより早く次の出番がきました。そうして遊び始めて、気が付けば6時間経過。貴重な日曜日をゲームで遊ぶことに費やしてしまいました。
遊んでいる間は、懐かしさや新しさに心が躍って楽しかったのですが、我に返り、「日曜の夜」であることに気づいてみれば、楽しさの反動がきます。
6時間もあれば記事が書けた、絵が描けた、動画を編集できた、手の込んだ家事ができた、溜まっている仕事を進められた……。建設的なことがいくらでも出来たはずの数時間を、ただただゲームで浪費してしまったということの罪悪感。ついでに襲ってくる「でも、お前、ストーカーじゃん。のんきにゲームなんてやる資格あるの?」という自問。
それはもう、少しだけですが、記事にネガティブが滲みますとも。
新しい楽しみができると「ストーカーじゃん」と語りかけられるのは、通過儀礼のようなものです。このあいだの遊戯王のゲームは昔の作品を集めたものでしたので「新しい楽しみ」ではなかったので、儀礼が発生しませんでした。
喉元過ぎれば熱さを忘れますので、とりあえず落ち着きました。
久方ぶりの新しいゲームは楽しいものです。
そういう具合で、お菓子をつまみながらゲームで遊んで、休日を浪費する贅沢を味わった話でした。
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