前回の記事の通り、気持ちがべっきゃりと折れていた2月中にカードゲームの制作に手を出しました。
数年来、「こんなカードゲームを作りたい」と思っておりまして、ルールを考えては潰しを繰り返していましたが、今回は鬱々とした気持ちが募ったおかげか勢いづいて作業が進みました。やはり何事も抑鬱感情の中から生まれるものなのです。
どういったゲームを作りたいのかといえば、
・複数個買わなくても遊べる。
・1ゲームのプレイ時間が短くて気軽に遊べる。
・カードゲーム経験値がなくてもルールがわかる。
・ルールがわからなくても別の楽しみ方を見出せる。
等々といったところです。これらを組み込めるように調整していきたいです。

こういった具合で(イラストの出来はともかく)見た目はカードゲームっぽくなっています。それなりに満足感があります。

全60枚を予定しておりまして、新しいカードを刷るたびに妻にテストプレイに付き合ってもらっています。
最終的には印刷所に発注して「カードゲーム」として、どこかで販売できたらと大それた目標があります。
しかしながら、先はまだまだ長く。
コンセプトを決める(済)
→ルールをつくる(調整中)、キャラクターデザイン(調整中)
→テストプレイを繰り返してルールを整える(未)
→カードデザインやゲームタイトルを決める(未)
→本デザインを決定して印刷所に発注
→……
というような段どりでいきたいのですが、ルールをつくる際の試遊相手が妻しかいないので、ゲームバランスというのはきれいにまとまらないように思います。
また、キャラクターデザインについても悩みどころです。
(出来はともかくとして)40枚近くのカードを作る過程で、自分で描いたキャラクターに愛着がわいています。カードを作るというのは楽しいです。ペガサスかクロウか冥黒王かという気分です。
愛着があるなら、自分で描けばよかろうかとも思います。ですが、わたしのイラストではカードゲームとして魅力がありません。
外注に出すのが妥当ではありましょうが、リクエストサイトのあれやこれやのせいでクリエイターを信用してよいものかどうか非常に迷います。自分の愛し子たちを任せられるだけの信頼感がある相手でなければ、依頼したくありません。
わたしが名のある人間であれば、また対応も違うのでしょうが、無名の個人からの仕事などおざなりにされてしまうでしょう。信じて依頼したのに雑な対応をされるというのは嫌です。
当面は、ルールつくりを進めながら60枚のキャラクター枠を埋めつつ、同時進行でイラストを自分で描くのかプロに依頼するのかを考えたいと思います。
あと、テストプレイに付き合ってくれる人がほしいです。交友関係というものがないと、こういう時に頼れる相手がいなくて難しいですね。
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