妖怪大世紀がちょうどよかった

　右肩が痛くて手先が痺れていて、やや具合が悪く、気分転換をしたかったのでAmazonプライムビデオに薦められた映画？　を観ました。

　妖怪大世紀です。

　まったく聞いたことのないタイトルでしたが、妖怪というテーマと1時間少しという手ごろな尺から、視てみることにしました。

　とてもよかったです。よかったと言いますか、ちょうどよかったです。
　限られたリソースのなかで工夫を凝らして制作したのだろうなという点が好印象です。妖怪をただ怖いものだとか気持ち悪いものだとかという風に描かず、人死にもそれほどでなかったのもよいです。エンターテインメントに寄りすぎておらず、真面目さが見えると言いますか、なんといいますか。

　知っている妖怪、知らない妖怪が入り混じっていたのも楽しかったです。初見ゆえに、その回の冒頭をみて、なんの妖怪かを当てるという楽しみ方もできました。
　妻とああだこうだと言い合いながら観るのにちょうどよかったです。

　制作年代の都合、ガラケーだったり雰囲気だったりを、懐かしみながら楽しめたのもよかったです。
　全10エピソードでしたが、もっとたくさん観たかったです。

　好みに合う知らない作品を見つけられるのは、動画配信サービスの利点ですね。