動画配信サービスはよい娯楽

アニメ感想





 世は大サブスク時代。
 我が家でも、月額いくらで対象の動画が見放題になる配信サービスに加入しております。これが中々よい娯楽です。
 月の固定費になってしまいますが、それに見合うサービスを受けられると判断したものだけ利用しております。好みの細かいところに差はあれど、夫婦でおおまかな視聴ジャンル(アニメ・特撮)は一致していますので、加入するサービスも絞り込めます。
 

 以前にレコーダーを購入してはいるのですが、わたしも妻も、録画を整理できるようなマメさがありませんので、気づけば容量がいっぱいで観たい番組が録画できないことはざらです。せっかく録画機能のあるものですのに、もっぱらDVDプレイヤーとして使われています。
 ですので、配信サービスがあって助かっています。毎週の特撮ドラマ最新話は配信で観ています。2~3年前に導入したamazon fire TV stickが、非常によい仕事をしてくれています。ただし、ウルトラマンシリーズを観る為に加入しているツブラヤイマジネーションに限っては、何年経ってもfireTVアプリになってくれないので、やや視聴しづらいです。あと毎週ログインを求めてくるTTFCはどうにかしてほしいところですが。


 月額が高いかどうかの感覚については、考えようによるものと思います。
 わたしの場合は、レンタルビデオ店で借りたら1本いくら、かつ借りる/返すの往復にかける時間コストを考えて、配信サービスがお得であると判断しています。ふと思いついたような急な時でも視聴可能なのもよいところです。


 夫婦間で「セレクション放送」という通称になっている視聴の仕方があります。
 会話の流れで「あのアニメにそんなシーンがあったな」「あの回のアニオリがよくってさぁ」など話題が出た時に、該当・関連作品のエピソードをピックアップして視聴することを、このように呼んでいます。遊戯王のアニメシリーズが同名の再放送をしていたことから、名前をとっています。
 このセレクション放送は、配信サービスの特性があってこそ成立するものです。そして、視聴中にやんややんや言い合ったり、視聴後に感想を交換できるため、夫婦間のコミュニケーションツールとして役立ちます。あと、妻に趣味の作品を布教する際にも活用しております。


 仕事帰りや翌朝の起床時間の違いから、平日の夜は夕食や作業を夫婦別室で行っているのですが、週末はだいたい合流しています。主にわたしが妻の部屋に行っています。そして、妻の部屋にはテレビがありますので、大きな画面で配信作品を視聴することができます。行儀についてご批判はありましょうが、食事中に視聴することが多いです。


 週末は、夕飯になにを作ろうかとか、おいしそうなお惣菜を買っていこうかとか話しながら買い出しをしまして、帰り道で「きょうはなに観るー?」とお互いに尋ねるのが恒例になっています。互いに訊きあうので、即座には決まりませんが、なんのかんのと観るものが決まりまして、夕食中に観ます。
 朝の遅いふたりではありますが、何故か調子よく早起きができて、買い出しが早い時間に済ませられた場合は、昼食やおやつの時間に「なに観る?」が発生します。
 何を観るか決めかねてグダグダする時間もまた楽しいものです。平日=仕事は基本的に即断即決、出来るだけ早く行動することが常に求められますので、グダグダが許されることこそプライベート時間という感じがします。

 また、配信されている作品一覧から、見聞きしたことのない未知の作品に興味を惹かれて視聴し「アタリ」を引くと、大変楽しいです。「観てよかったねぇ」「隠れた名作!(世間的に隠れているかは問わない)」と、それなりに盛り上がります。


 わたしに買い物依存症のけがなければ、配信で作品を視聴して、二次創作で絵を描いたり感想文やSSを書いたりして過ごすことで、浪費を控えてお金も貯まると思います。それぐらい、対費用効果の高い娯楽だと思います。まあ、これに関しては、前提条件が覆しようのないものなので、実現しないifですが。

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