ウルトラマンカードゲーム ブースターパック01 地球の守護者たち

カードゲーム





冒頭文

 おはようございます。今更ながら、ガゾートって結構怖いと思う典藻のりもキロクです。顔とか、鳴き声とか、初登場回の相互不理解の様子とか。

 ウルトラ怪獣の話題から始まりまして、記事タイトルの通り、今回はウルトラマンカードゲームの話です。
 スターターも買えましたし、販売元が円谷=バンダイ等を介さずに直接金銭的な応援ができるという点に魅力を感じて、ブースターパック第1弾を購入しました。
 もちろん、前回の記事で触れましたとおり、渡辺けんじ氏の描くティガのカードを目当てとしたものでもあります。

ブースターパック01 地球の守護者たち

 ティガが描かれたシックなパッケージです。
 ロゴが印刷されたシュリンクや、ホログラムシールで高級感の演出+偽造・すり替え防止がなされていて、とてもよいです。
 箱はさらさらとしたマットな質感の材質で、高級感が引き立ちます。

 新しいTCGのブースターパックをボックス買いして、開封する。この瞬間にしか得られない生の喜びというものがあるように思います。
 ボックス購入特典として、渡辺けんじ氏のイラストによるゴモラが1枚付属しています。こういう特典は嬉しいですね。

1杯のかけそばならぬ1ボックスのTCG

 1ボックスを購入しましたものの、すべてを独り占めにするわけではありません。
 対戦に付き合ってくれる妻に半分を渡します。手持ちのカードプールが偏ってはアンフェアな勝負になってしまいますからね。ボックスあたりのレアカードの封入率を考えると、枚数はフェアになってもカードパワーには差がつく……というか、自分のお金で買ってボックスに1枚のレアカードが相手ばかりに渡ると悲しくなってきますが。
 なら2ボックス買えばよいかといえば、使えるお金には限りがありますので、そうもいきません。1杯のかけそばならぬ1ボックスのTCG、急に呑気な話になりますね。

収録カード

 半ボックス=12パックでシーンカードは4種1枚ずつ。
 同カードをデッキに4枚まで入れられることを考えると、中々渋い封入率かもしれません。1ボックスでは満足なデッキは組めなさそうです。

 怪獣カードは、基本的に第1話に登場する怪獣たちのものが収録されているようです。ウルトラマンたちと比べてデザインの幅が広く、よりカードイラスト映えしますね。
 現状はレベルアップをそれほど重視しなくてよいので、お気に入りの怪獣をデッキに1枚ずつ入れるようなことも出来て、扱いやすそうです。

 光線の構えをとったウルトラマンたちを正面からの構図で描いたカードが複数種類収録されているようです。
 よいですね。レアリティもあってキラカードなのもよいです。それぞれのカード性能もシンプルかつ汎用性があるように思いますので、スターターデッキに混ぜてみようかと思います。

 イラストで描くにあたり中々の面倒くささを誇るブレーザーも、しっかりとイラストが描かれています。劇中写真もよいですが、せっかくのTCG媒体なのでこういった描きおろしイラストがあると非常に嬉しいですね。

 こちらのアークもイラストがお気に入りです。
 おもしろ造形のアークアイソードをこんなに格好良く構えていて、装飾の少ないアークのデザインも相まって、締まりのある絵で美しいです。

光に選ばれなかった

 12パックの開封を終えて、「おや、RRRのカードがない」と気が付きました。最高レアリティであるRRRのカードが1枚も出なかったのです。
 妻の開封結果を見せてもらったところ、あちらにはRRRのティガ……わたしが狙っていた渡辺けんじ氏の描いたティガが。加えて、ティガの描かれたシーンカード「石の神話」のイラスト違いも。

 ああ、わたしはティガに選ばれなかった。
 わたしの落胆ぶりを見かねたのか、妻から「このティガ、使いなよ。思い入れのやつなんでしょ?」と情けをかけられる始末。「オレは光に選ばれなかった」とジャグラーのようなセリフで返したところ、「そんな悲しいこと言わないで」とティガを渡してくれようとしましたが、固辞しました。
 ティガがわたしを選ばなかったのに、わたしからティガを求めてよい道理なんてありません。

 こうなれば、怪獣カードを多用して、憧れのティガに倒される役割を楽しむというプレイングを検討するほかないでしょう。
 …………わたしも、光に選ばれたかったなあ。

「ウルトラマン」がいない!

 妻の開封したものと合わせてみて、ウルトラマンは10人がカード化されているように思います。
 封入の偏りかもしれませんが、ティガ、ガイア、メビウス、ゼロ、ジード、ゼット、トリガー、デッカー、ブレーザー、アークの10人で、なぜかハブられているダイナに悲しみを覚えます。

 また、これは大事なことなのですが、「ウルトラマンカードゲーム」なのに、「ウルトラマン」がいないのです。マン兄さんがいないのです。
 というか昭和ウルトラマンがいないのです。

 え? メビウス? そうかメビウスは昭和か。昭和か?

おわりに

 以上、ウルトラマンカードゲームのブースターパックの開封を楽しんだ話でした。
 半ボックスではもちろん、1ボックス買ってもデッキを組むには足り無さそうです。最低3~4ボックス買わないと、好みのウルトラマンでデッキを組めさそうで、中々にTCGらしいお財布への負担感です。
 RRRのカードがボックスあたり1枚というのも、中々渋い。プレイヤーもコレクターも、それなりの出費を覚悟しないといけなさそうです。

 今回は店頭に行く時間が無さそうだったので、web通販を利用して購入しました。予約品が発売日に届いてありがたい。
 一方で、今月はシュレッダーを買ったり、予定外に仕事で自爆営業的なことをして、極めて不本意ながら出費がかさんでしまっているので、追加購入したくても出来ないのが惜しいところです。なんなら今月はまともにご飯を食べられないつもりでいないといけないぐらい苦しくなってしまっています。ギリギリまで頑張っています。そんな時、ウルトラマンがほしい。


 それにしても、ティガに選んでもらえなかったというのは、小さなことながら非常に悲しいですね。
 買ったボックスの中にはいたのです。だけど、わたしの手元には来てくれなかった。光を求めるものは、光を手にする資格がないという啓示でしょうか。
 ……こんなことで涙を流すほど悔しがってしまうあたり、だいぶ仕事に疲れていると自己診断します。休め、わたし。




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