洒落怖の仮面ライダーは誰なのか

その他





 おはようございます。仮面ライダーもオカルトも好物な典藻のりもキロクです。
 今回はドライブのサブタイトルっぽい題で始めさせて頂きました。

 先日、よく視聴しているYouTubeチャンネルで「ゆっくりの怖い話」氏が取り上げていたことで、洒落怖スレに書き込まれたらしい「仮面ライダーに助けられる家系」の話を知りました。
 ライダーも怖い話も好きな典藻としてはサムネイルだけでワクワクしながら動画を視聴したのですが、動画投稿主にライダーの知識が無かったそうで、まあまあ的外れなツッコミをしていました。普段はツッコミキレキレで気持ち良いくらいなので、非常に珍しいです。

 と、心の中でダメ出しするくらいなら、自分が納得のいく考察をすべきと考えました。というわけで引用元を確認しつつ、この怖い話の投稿者が好きだったという仮面ライダーが誰なのかを推理します。
 
 あらすじ等まとめたりはしませんので、話の内容は下記の引用元からご確認くださいませ。

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?366

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前提

・この話が掲示板に書き込まれたのは2022年2月。この時点で書き手には3歳の子供がいるとのこと。
・書き手のはまっていた仮面ライダー作品の主人公と書き手の名前が同じ。→おそらくこれはライダーとしての名前(例 クウガ)でなく変身者の名前(例 ゆうすけ)が同じということでしょう。
・書き手の父が子供の頃にも仮面ライダーが存在していた。→書き手のはまったライダーは昭和ライダーでは無い。

これらを念頭に置きつつ、話の端々からヒントになりそうな記述を拾っていきます。

7歳当時に放送されていた物か否か

 書き手が7歳の頃にドはまりしていたらしい仮面ライダー。
 当時放送されていたものと言及されてはいないので、VHSやDVD、再放送の可能性があります。
 しかしながら、後に玩具が買い揃えられていることからおそらく当時放送の仮面ライダーでしょう。
 書き込み当時2022年に子供が3歳である書き手が7歳のころということで、おそらく平成ライダーのいずれかでしょう。

強化アイテムの存在

 「強化アイテム」と「最後の強化アイテム」という記述がある為、いわゆる中間フォームが存在するライダーでしょう。また、中間・最終の強化変身に別々のアイテムを用いる仮面ライダーということですね。
 平成前期ならファイズか電王、後期は大体の1号ライダーが該当します。

レジェンド変身ベルトシリーズ?への言及

 終盤に言及される玩具コーナーの話。
 過去のライダーがパッケージに載っているということと「レジェンド」という表記からおそらく廉価版の玩具である「レジェンド変身ベルトシリーズ」でしょう。このシリーズでベルトが商品化されていて、中間と最終の変身に別々のアイテムを用いる仮面ライダーはファイズとフォーゼです。
 2022年時点で3歳の子供がいることから考えて、フォーゼの放送年(2011-2012)に7歳だったということは無さそうです。であれば、おそらくこの仮面ライダーはファイズでしょう。

彼女の夢の中の仮面ライダー

 当該ライダーをファイズと仮定すると、夢の中で用いられた「警棒の様な物」はファイズエッジでしょう。
 (年代・年齢の引っかかりが無ければフォーゼのビリーザロッドの可能性もありますが)

玩具の個数と描写

 書き手が心霊の撃退に用いた玩具の数は以下の通り、ファイズの変身アイテム・武器の数とおおよそ一致します。
1回目:後に残っているものから考えて消去法でおそらくファイズエッジかファイズポインターを用いたものと思います。

2回目:「玩具の角で手を殴った」と書かれているので、角のある形状の玩具です。おそらくファイズショットでないかと。もしかしたらファイズギアボックスの可能性もあるでしょうか。

3回目:「強化アイテム」とのことで、ファイズアクセルかと考えます。

最後:最後に残ったのが「変身ベルト」と「最後の強化アイテム」だったということなので、ファイズドライバーとファイズブラスターでしょう。

結論

 以上の推測から、書き手の好きだったライダーはファイズ。書き手の名前は「たくみ」でしょう。

 また、年代的に書き手の父親の名前は栄光の7人ライダーの変身者誰かと同じということでしょう。

 そして、書き手の子どもの名前についてです。話の最後に「先週の日曜日は久しぶりに休みだったので、朝から子供とのんびりテレビ観たりしてさ。で、気づいたんだけど、子供の好きな仮○ライダー、主人公と息子の名前が一緒なんだよ。」と書かれています。
 これが録画やDVD、配信での視聴でなければ、2022年2月に放送されていた作品の主人公は仮面ライダーリバイ。つまり子供の名前は「いっき」でしょう。


 如何でしょうか。玩具の数が合わない点が気になりますが、書き手の祖母が揃えてくれたという玩具について、全種類とは言及されていません。また、渡される際に何かの話をされていることから、護身用に必要な数だけ用意してくれたのかもしれません。
 彼女の夢の中に現れたらしいファイズの中身は守護霊的な何かであって主人公・乾巧では無いのでしょうが、変身者がひとりに定まっていないファイズなので逆に「らしさ」があるようにも思います。

 この話が本当に起きたことか創作かはわかりませんが、話の設定に当てはまる仮面ライダーが存在している以上、創作ならばきちんと考証した「よい創作」であると言えるでしょう。
 ひょっとしなくても、本当のことだったりもするかもしれません。

 典藻はピンチの時に夢にウィザードが出てきてくれたことがあります。「君なら出来る。君にしかできないことだ」というようなことを言ってくれて、非常に勇気づけられました。
 仮面ライダーはフィクションの存在かもしれませんが、彼らへの憧憬や信仰によって生み出される幻影は、我々の人生に少しだけ干渉してくれるのかもしれません。
 

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