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今朝(7月31日)、いつものように6時前に目が覚め、「仕事イヤだなぁ。いや仕事はよいのだけど、事務所に出勤するのがイヤだなぁ(人間関係)」と思いつつ二度寝をし、その後に起きて気がついたことがあります。
窓の外からセミの声が聞こえます。ええ、そうですね。もう8月を迎えようという夏まっさかりですから、セミぐらいいるでしょう。そうはわかりつつも、一方で実感としてはセミの気配を感じるのは珍しいことになりつつあります。数年前までのこの時期ならば、今わの際のセミの体当たりに怯えつつ道を歩いていたところですが、いわゆるセミファイナルあるいはセミ爆弾を恐れることなく、過ごせていることにふと思い至ります。
わたしの住んでいる地域、仕事で回っている現場付近では、セミを見かけることや、その声を聞くことが随分と減りました。ニュースだったかで見聞きした話ですが、暑すぎるとセミも熱中症で落命するらしいです。ここ最近のセミとの遭遇率の低さは、酷暑と呼ばれる日本の夏の厳しさに原因があるのかもしれません。
暑さでセミが弱るのなら、つまりはセミの声が聞こえる朝は比較的涼しいということです。現に、今日は1日涼しく、まあまあ快適に過ごせました。いつもどおり、営業車のエアコンを封印し、自然風で涼をとっていましたが、ほとんど汗をかくこともなく、日中の水分摂取も普段の3分の2程度で済みました。昼休みに仮眠をとった際も、寝覚めがよかったです。普段なら暑さにうなされて起きるところなのですが。
セミの声に夏の暑さを感じることこそが風情だと思っていましたが、現状はセミの声で涼しさを知るという、逆転現象が起きてしまっています。なんとも不思議な感覚です。
ところで、わたしが涼しいと感じた今日の気候も、職場のほかの方々には暑かったようです。
普段、わたしが日中の仕事を終えて事務所に戻ると、エアコンの効いた屋内にいながら、「暑い」「エアコンの効きがわるい」と文句を言っているのを聞きます。「今日も暑いねぇ」というような時候の挨拶の一種のような、または下記特有の人間の鳴き声のようなものとわかりつつ、「目を焼く日差しに照らされることも、うだるような外気にさらされることもなくて、適温なのでは」と思ってしまいます。もちろん口には出しません。相手の考えを自分好みに正したいだとか、自分の大変さを訴えたいだとか、そういった感情を向けるほどの事柄ではありませんので。
日中に涼しい思いをするには、わたしの努力が足りないのだということは自覚しています。
稼ぎがよく、毎月の事業所の出費に頭を悩ませることがないのなら、ガソリン代をケチって自然風で涼む必要はありません。エアコンをいくらでも使えます。あるいは、もっと根本的に、わたしが内勤を出来るほどの頭のよさや勤勉さ、器用さ等々の条件を満たしていれば、強い日光と高い気温に疲れながら外に出ることもありません。
暑い思いをするのは自分の能力のなさ故です。まあ、疲労を感じつつ、それでも何とか耐えるだけの身体の頑丈さがあるので、ステータスの振り分けという意味では帳尻が合っているのだとは思います。
なんのかんので7月を乗り越えました。あと2か月ぐらい耐えれば、秋の気配もやってくるでしょう。気を抜くことなく、水と塩を欠かさずに夏を過ごしたいと思います。
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