冒頭文
おはようございます。好きなフルボトルはダイヤモンド、典藻キロクです。
好きなのはダイヤモンドフルボトルですが、思い入れがあるのはオクトパスとライトです。当時、妻が買ってくれたんですよ、へへへ。
それはそれとして、先日の記事内で「後日に個別記事を書く」としていたものについて、有言実行とさせていただきます。
つまり今回はスマホリング+キャップオープナーについての記事です。

しかし、本題に入る前にスマホリング+キャップオープナー……名前が長いですね、以降スマキャでいきます。
スマキャの何がよいのかという説明の為、似た用途で使う道具について先に触れておきたいと思います。
使っていいね! キャップオープナー

名前のとおり、フタを開けるものです。
ストラップ穴が空いていたり、軽量コンパクトで携帯するのに便利です。
前の職場で営業の為に買って持ち歩いていたものなので、かれこれ5年以上の付き合いになります。
とはいえ、普段自分で使うことはないので、あくまで折に触れて持ち出す程度。年数の割に綺麗な状態で保持しています。

大きな穴はペットボトルのフタを開ける為のもの。

小さな穴はパウチ飲料のフタを開ける為のもの。

そしてツメ部分はプルタブを開ける為のもの。
握力が弱かったり、手指の関節の固さや痛みの為にフタが開けられない方が少ない力でそれを為せるようにするための道具です。
先にも述べましたが、携帯に便利なものでもあるので、普段カバンに入れておいて外出先で使用するのにも便利です。
プラスチック製でまあまあ丈夫なのも魅力的です。
欠点があるとすれば、小さすぎて失くしやすいことや、ジャムや佃煮のビンなど大きいフタには対応しないことでしょうか。
ダイソーで買ったやつ(名前は忘れた)

ダイソーで買ったなべ掴み兼キャップオープナーです。商品名は失念しました。
先の「使っていいね!キャップオープナー」で対応できないような大きなフタでも開けることができます。
というかぶっちゃけ、これを使わずともゴムなりシリコンなり、摩擦の強い薄手のものがあれば様々なフタを開ける補助として用いることはできます。
なんならば滑り止めつきの手袋があればよいとも言えます。
しかし、それらを使うにしても、持ち歩くにはいまいち不適な大きさなので、キッチン周りでの使用が主になるものと思います。
スマホリング+キャップオープナー
概要


そしてようやく今回の主役であるスマキャです。
名前の通り、スマホリングとキャップオープナーのふたつの特徴をあわせもつものです。
↑の写真のとおり、一見しただけでは見た目の安っぽいスマホリングでしかありません。

しかし、キャップオープナーとして使用する際に、その本領を発揮します。
リングの径がペットボトルのフタにぴたりと合うので、リングをフタにはめることで、スマホ自体をハンドルにしてフタを開けることができます。
※撮影の都合で右手がふさがっている為、片手で開けようとしていますが、実際に開ける際には手を添えるなどしてボトルを固定します。

フタとリングがしっかり噛み合うので、ペットボトルをスマホスタンドにすることができます。
こちら、ボトルのキャップなどを作っている会社(ざっくりした紹介)が作っています。
キャップの専門家が作ったキャップオープナーです。信頼できますね。
よいと感じた部分
わたしがこれを展示会で目にして、感心した要素は2つあります。
1つ目に、携帯性に優れることです。
最初に紹介しましたオープナーもコンパクトで携帯しやすいのですが、普段の荷物に「フタを開ける為の物」をプラスして持ち歩くことになります。いかに小さくとも、荷物が増えることに変わりはありません。
その点において、スマキャは普段から持ち歩くことが多いスマホに取り付けることで、外出時に家に忘れるといったことを予防できそうです。
2つ目に、フタを開ける際に力をいれやすいということです。
やはり最初に紹介したオープナーと比較しますが、手指や手首に痛みがあると、小さなオープナーを摘んで/掴んでフタを開けようとするのは負担が大きいそうです。仕事上、これらのオープナーの相談を受けたり実際に納品したり、あるいは実演したりといったことがあるわたしの体験に基づいての話です。
スマキャは、そもそも手に収まりがよいサイズ感で作られている筈のスマホをハンドル代わりにすることで、力がはいりやすい形になっています。
携帯しやすい、力をいれやすいというこれら2つの要素を両立してくれていることがありがたい。
万能ではない
しかし、道具である以上は誰でも便利に使うことができるというものではありません。
魅力的な要素がある一方で、その魅力が需要に合致しない方には無用の長物です。
思いつく事としては、高齢者を対象とする場合、スマホを持ち歩くという文化がまだまだ浸透していない(スマホどころかガラケーも持っていない方もいらっしゃる)という事でしょうか。スマホリングとして取り付ける先が無ければ、そもそも携帯性も力がいれやすいも、何も魅力を発揮できません。
スマホを持ち歩く方であっても、需要に合致するか否かはわかりません。
たとえば、わたしはスマホをおよそ5年使ってきていますが、ずっと手帳型ケースを用いております。スマホリングを取り付けられなかったのですが、不便を感じたことがありません。というかスマホリングの用途や利便性をいまいちわかっていません。むしろ邪魔じゃないかしらと思っています。
また、開けられるフタがペットボトルに限定され、パウチのものなどには対応していないので、常飲する飲料の形態によってはスマキャを使えない方もいらっしゃると思います。
非常にシンプルな外見なので、お洒落な小物にこだわる方にも不向きでしょう。
あくまで、スマホを持ち歩く方のなかでスマホリングを普段使いすることに抵抗がなく、ペットボトルのフタを開ける機会のある方に向いているものになるかと思います。
おわりに
以上、展示会で見かけて思わず買ってしまったスマキャの話でした。
使用中の手帳型スマホケースには付けられないということに気づいたのは買ったあとのこと。
まあ、これもよい機会と思い、ケースを買い替えました。新しいケースは気持ちがよいですね。
あと、記事に使うブツ撮りの際に、被写体がスマホそのものの為、スマホカメラでの撮影ができないという困りごとが発生しました。
わたしはアホなのでしょうか。
道具としては携帯性とフタの開けやすさを両立していて、なかなかよさそうなものです。
オープナーを置き忘れる/紛失する、キャップを開けづらいといったことにお悩みの方は使用を検討してみてもよろしいかと思います。
…………何故わたしはプライベートのブログで仕事寄りの記事を書いているのでしょうか?
コメント