新作ドーナツである「もっちゅりん」を買えずに帰宅した日曜日でしたが、なんの成果もなかったわけではありません。週末の買い出しは済ませられたわけですし。ああ、いえ。大豆の水煮が売り切れていたので、求めていたものすべてが揃ったわけではないのですが。
なんの気なしに立ち寄ったおもちゃ売り場にて、よいものを買えました。

遊戯王カードです。25周年記念のパックのひとつであるQUARTER CENTURY ART COLLECTIONです。
例年、2月頃に発売される「いいカード」を揃えた高価なパックです。この手の商品は、予約完売・当日店頭在庫即完売が当たり前のものでして、土曜の開店前から並ぶ気概がなければ基本的に買えないものです。開店前から並んでも買えないこともあります。
そんな貴重なパックがなぜここに。逃げたのか、自力で脱出を?
どうせ買えないものと思って情報を得ようともしていなかったのですが、もしかしたら再販分があったのかもしれませんね。コナミもようやく消費者の満足度というものを考えるようになったのかもしれません。手遅れの感もありますが。
とはいえ、出会う予定のなかったものですから、景気よく1ボックスを購入するほどのお金もありません。せっかく見つけた以上は、記念品として買っておきたい気持ちも当然あります。同行していた妻と相談しまして、6パック購入し、3パックずつ分けることとなりました。「帰ったら一緒に開封しようね」「出たカードの攻撃力の合計が大きい方が勝ちの開封バトルしようね」と。たぶん、ひとりで出かけた時に見かけていても買いませんでした。フィギュア等はともかく、カードは「夫婦で一緒に楽しむもの」になっているので、妻の意向を確認することが多いですね。
結果として、週末の買い出しに加えてこれを買えたおかげで、ドーナツ争奪戦に負けても骨折り損のくたびれ儲けとはなりませんでした。幸運。

全100種が収録されている中での3パック(12枚)ですので、なにか目当てのカードを狙うというようなものではなく、ちょっとした運試しぐらいの気持ちで開封しました。
カテゴリのカードを1枚も持っていない新しいものや、見慣れた懐かしいもの、古いカードのイラスト違い、往年のカードの高レアリティ版と年に1度のパック相応の豪華な内容でした。このパックだけでデッキが組めるというようなコンセプトのものではないので「キラキラしたカードがたくさん!」と喜ぶのが正しい楽しみ方でしょう。
新作ドーナツは買えませんでしたが、再販の珍しいカードパックが買えてよかったです。わざわざ日曜の午前中から活動した甲斐がありました。
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