冒頭文
おはようございます。ねえ知ってる? 複雑骨折って、骨が複雑な折れ方をしていることではなく、折れた骨が皮膚を突き破って外にでている状態のことを指すんだよ。……ということと関係なく、複雑な気持ちの典藻キロクです。
典藻も骨を折ったことはありますが、複雑骨折までは至りませんで、よかったです。階から落ちたわけでもなく、そのへんの道で転びましてね。手首をね。
いえ、骨折の話は関係ないのです。複雑な気持ちというのが本題です。
ここ最近はすっかり活動場所がブログになっている典藻ですが、活動の始まりはYoutubeからでした。なので、本当にたまにですが、思い出したように動画投稿することもあるのです。
昨日、一昨日も気まぐれに動画を投稿したのですが、これが今抱えている複雑な気持ちの発生の切欠になりました。
初! 2桁の高評価&500再生
↑の2つのショート動画を投稿したのですが、ブンレッドの動画については24時間を待たずに500再生を突破しました。しかも、典藻の投稿している動画で初の2桁件数の高評価を頂きました。
ブンレッドの前日に投稿したゴチゾウの動画も、初の3件オーバーの高評価と400再生超えという快挙を成し遂げていました。翌日の投稿にあっという間に記録を塗り替えられましたが。
典藻とて、いわゆる「承認欲求」というものはありますので、3桁再生や2桁高評価に心が躍るというものです。
しかし、一方で素直に喜べない複雑な乙女心というものもあります。乙女? 誰が?
労力≠成果
何故にモヤモヤしているのかといえば、記事タイトル通り、労力と成果が必ずしも釣り合うものではないということを実感させられてしまったからです。
↑のサムネの動画は、台本を用意して、ブツ撮りや編集に時間をかけて作成したお気に入りの作品ではあるのですが、4年をかけてようやく11再生かつ高評価0件という状態です。
一方で、今回好評を頂きましたショート動画は、言ってしまえばさほど労力のかかっていないインスタントなものです。それが、1日経たずに500再生です。この差がむなしい。
また、フィギュア写真を主題にしたコンテンツということであれば、当ブログでも複数件が存在しているフィギュア系の記事があります。
こちらも、(たぶん)我が友人からの「いいね」を頂けているものの、閲覧数はよくて2桁です。
フィギュアの写真を撮って並べるだけという点で、今回の動画と変わりありません。なんなら、付随する文章を書いている分、こちらの方が労力がかかっています。しかし、ほとんど誰にも読まれない。無情。
プラットフォーム・コンテンツ・形式の恩恵
負け慣れている典藻としましては、負けから何かを学ぼうとする姿勢があるわけです。なので、今回の省エネ動画に過去の力作たちが惨敗した原因を分析するわけです。
まずは、プラットフォームの違いでしょう。
同じフィギュア写真を投稿するにしても、謎の個人ブログに載せるのと、全世界に認知されているYoutubeで公開するのでは、人目につく機会の数が絶対的に違うでしょう。と考えれば、2桁件数の閲覧であっても、謎の個人ブログとしては善戦した方ではないでしょうか。
次に、扱ったコンテンツが熱かった(ダジャレ)というのも要因のひとつでしょうか。
動画編集に時間をかけた先述の動画の題材はデジモンカードゲームでした。個人的には好ましいコンテンツですが、今回の動画の「限定品のゴチゾウ」や「現行作品のスーパー戦隊」に比べてしまえば数段人気の落ちるものです。
そう考えると、承認欲求を満たす為に再犯するのなら、コンテンツの選定は重要になりそうです。「Youtubeに投稿した」「ショート動画」という点が同じであっても、「勢いのあるコンテンツ」という要素が欠ければ再現性は得られないでしょう。
最後に、形式の違いが大きかったものと思います。
ブログを読む人より動画を観る人の方が多いでしょう。動画を観る人の中でも、10分超えのものより60秒未満のショート動画の方が気軽に観られるのでしょう。なので、ショート動画という形式は、これまで典藻が投稿してきたものたちに比べて「ちょっと観てみるか」と思わせる力が強いものなのです。
敗因はわかりました。いえ或いは勝因でしょうか。
なんにせよ、不明な要因によるものではなかったのでスッキリしました。
あまり好きじゃなかったショート動画
上記分析を経て、コンテンツとして再生数を伸ばしやすいらしいとわかったショート動画ですが、個人的にあまり好きなものではありませんでした。「でした」という過去形です。
なんといいましょうか、こう、ショート動画=イメージの悪いチックトックというような先入観がありまして、ショート動画を観たり作ったりして彼ら彼女らと同じ属性を得たくなかったという食わず嫌いと潔癖さからくる嫌厭でした。
しかし、我が推しの天使と周辺の方のツイートをきっかけに、配信の切り抜き動画という形でショート動画を作るようになりまして、悪いイメージがだいぶ払拭されました。
労力を節約しつつ人に喜んでもらえるものが出来上がるというのは、一般にいう「コスパのよい」ものかと思います。或いは「タイパがよい」かもしれません。
典藻の作るショート動画にあまり労力がかかっていないとは言いますが、これは、以前に使用していたフリーの編集ソフトから有料ソフトに変えたことや、単純に作業手順の効率化が進んだことからくる結果とも考えられます。
ということならば、ショート動画1本をつくるのに大した労を感じないのは、有料ソフトの購入の切欠を下さったり、「数をこなす」という機会を下さった我が天使のおかげでしょう。
ショート動画への嫌厭を取り払ってくださったのも我が天使であることを思えば、これはまさに天の施し、いえ海の幸でしょうか。足を向けて寝られません。
おわりに
ええ、はい。話がやや逸れましたが、労力と成果が必ずしも釣り合うものではないという話でした。
労力のかかった投稿がインスタントな作品に負けた原因も分析できて、抱えていた複雑な気持ちも氷解しました。
再生数や評価数を求めるのなら、大手のプラットフォームで、人気のあるコンテンツを題材に、見られやすい形式で投稿するのが近道であるという解を得られましたね。
まあ、典藻は引き続き気まぐれにテキトーに大雑把に誰かしらに向けた何かしらをどこかしらに投稿していきますとも。
……今回はもしかして、当ブログにしては珍しい益のある記事だったのでは?
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