おはようございます。また今週も休みが終わり仕事が始まることに嫌だと叫びだしたくなる典藻キロクです。
そんな日曜日の朝のこと。典藻は一大作戦に臨んでおりました。
黒く、知名度が抜群で、かつ人類の宿敵であるあの”G”を捕獲せしめんとする作戦です。
相手の体力は無尽蔵。こちらは準備が不十分。
危機は突然やってきた。
さわやかな日曜の朝(11時台)、目覚めの水分補給と思い台所に向かった典藻の視界に黒光りするGが。
現在の住まいに越してきてから早5年。初めての遭遇だった割には冷静な初動をとれたと思います。
まずは当方の戦力増強の為に、未だ眠っている妻に加勢を頼むもまったく起きる気配がなく断念。
次に利用できる兵器を確認。殺虫剤と行動を鈍らせる冷却スプレーの二択。
出現場所が台所であることから毒性の強かろう殺虫剤の使用は控え、冷却スプレーで行動を停止させることを選択。
敵の現在地を目視にて確認しつつ、もう一度妻を起こすも手ごたえなし。
加勢はあきらめて、Gとの一騎打ちに臨みます。
対峙するGとなってしまうと、触角による鋭敏な感覚によりこちらの動きより早く回避行動をとられてしまう為、背後をとります。
また、追い詰めすぎると飛翔するGとなり、恐怖心から戦況が極端に不利になる為、短時間でのケッチャコ。
覚悟を決めてアブソリュート・ゼロ……もとい冷却スプレーを発射します。
相手が小柄な体格なこともあり、十分に冷却をする前にガスの風圧で吹き飛んでしまい、物陰に逃げられてしまします。死角に入られてしまいましたが、物陰に向かい冷却を続け、また風圧で吹き飛んだ敵は視界に戻ってきました。
不十分ながら冷却がなされているのか、敵の動きがかなり鈍っています。
ここが決め時と思い、一気に冷却をします。
完全停止には至りませんが、脅威たりえない速度まで低下したため、レジ袋をミトンのように片手に装備し、ついにGを捕獲しました。
冷却で動きが鈍っているGですが、温度が戻れば活動を再開すると何かで読んだ為、とどめを刺すべきかと考えます。
しかしながら、Gとはいえど殺さずに済むならそれがよいと思い、玄関を出、自宅外に放逐しました。
かくして、急遽始まったG捕獲作戦を完遂致しました。がんばった。
5年見なかったGの発見について原因を考えますところ、前日に外食した際に荷物に忍び込まれたか、あるいは店舗と自宅の間の道程に草木生い茂る場所があった為、ここで服や靴に取りつかれたか。
あるいは同じく前日に物置部屋の整理を行った際に、この部屋の暗闇から這い出てきたか。
増殖するGとなっていないことを祈りつつ、戦いの記録をここに残します。
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