弘法ではないので筆を選ぶ

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 絵を描く真似事をするにあたり、パソコンでCLIP STUDIOを使っています。
 先月、1年間無料になるらしいアクティベーションコードというものを手に入れましたので、せっかくと思いiPad版のCLIP STUDIOを使い始めました。

 パソコンで描く際には十数年来の付き合いになるペンタブレットを使っているのですが、これはiPadには繋げません。なので、仕事で使うために買ったけど何回も使わない内に役目を終えて眠っていた100均のタッチペンを使って描くこととしました。

 ペンの持ち手の太さも違えば、CLIP STUDIO側の仕様も違うということで、普段と勝手が変わります。
 「弘法筆を選ばず」と申しますが、当然のようにそのようなレベルにはおりませんので、使う道具によって出来が左右されます。

 iPadで描くときの為に安価なものでアップルペンシルもどきでも買おうかと思いつつ、どうせ1年間無料だからというだけで使っているものなのだから、それ以降は使わなくなるのではと悩むところです。
 あと、自分では「描き心地」が違うと感じつつも、そもそもの絵の出来が大したものでないことから、人に見せて明確に違いがわかられるほどの差はありません。なら、別によいのでは。


 描き心地云々のことはあれど、なにかを思いついたときにiPadで気軽にアタリだけでもつけておけるのは便利です。インターネットを通じて、パソコン版と画像ファイルを共有できて相互に作業を引き継げるのがよいですね。

 先だってツイッターやらブルースカイやらに投稿したマリルの絵は、妻に「iPadで描く練習の題材になにかポケモン挙げて。あまり線が多くないやつ」とお願いした題材なのですが、
 主線と色塗りはiPadで作業して、主線の一部修正と背景色付けをパソコンで行いました。デバイス間の作業引継ぎのテストにもなってよかったです。


 iPadで描けるということはですね、空調の無い自室でパソコンに向き合わなくてよいということなのです。
 暖房の効いた妻の部屋に転がり込みつつ、絵の作業もできる。ある種の技術革新です。シンギュライズ。

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