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わたしの頭が悪いばかりにろくろく勝てないシャドバWBですが、懲りもせずにプレイを続けているわけです。「勝てないから面白くない」と言いつつ続けているのですから、それは楽しんでいるのでは? と思われるでしょうか。個人的には、手先の不器用さのあまりに字を書くのが遅く、泣きながら、毎晩夜が更けるまで終わらない宿題をやっていた小学生時代を思い出します。漢字ドリルも算数ドリルもですね、苦手だったんですよ。
わたしももうよい歳をしたオジサンですので、ゲームで勝てないからといって流石に泣くようなことはありません。しかし、それはそれとしてイライラは募るわけです。カードゲームの常として、勝てないのならデッキの中身を変えてみようという考えが出てきます。そして、全く別のデッキを作るにはカードが足りないので、既存のデッキの方針を変えるというところに落ち着くのも、よくあることでしょう。
前回の改善策を捨てる
◆ウィッチデッキは継続。
◆ルーンブレイドコンダクターを採用しない。
◆最果ての罪・サタンを採用しない。
集めたカードの都合、ウィッチデッキ自体を離れたところでまともにデッキを組むことはできません。その為、ウィッチ自体は継続するのを前提として、どのように改造するかということを考えました。
これまでの記事で触れていましたが、「攻撃力20以上のフォロワーを用意して、一撃必殺を狙う」と「デッキ切れ対策として、デッキを固定10枚に変化させるカードを使う」というのが自分なりの改善策だったわけです。しかし、結果を見れば勝率がほんの少し上がっただけです。勝率が上がっているので、改善案が無駄だったわけではないのですが、劇的な変化ではありません。また、運に依存する部分がかなり大きく、だったらシャドバなどせずにジャンケンにでも興じていればよいだろうという状態でした。
ここは発想を改めまして、改善策として採用していたカードをデッキから抜くことから始めました。サタンを使わないのなら、これと組み合わせていたオーバーディメンションもいらないかと判断し、関連してスペルブースト系のカードをばっさり切りました。
頼りはゴーレム
この改造を行う以前から、ゲーム中盤に使用でき、それなりの攻撃力を期待できる相貌の魔女・レミラミを愛用していました。見た目がかわいい。遊戯王に置き換えて説明すれば、召喚時に魔力カウンターひとつを消費して、ゴーレムトークンを特殊召喚する効果を持ったカードです。便利ではありますが、これだけではわたしの性格傾向には合いません。肝心なのは、遊戯王に類似の概念がない超進化を行った際に発動する効果です。超進化は、プレイヤーがそれぞれゲーム中2度まで使えるもので、場のフォロワーのステータスを強化するほか、固有の効果が発動するものもあります。レミラミの固有効果は、自分のゴーレムを強化するというものです。
超進化での自身の強化を含めると、少ない工程で、遊戯王換算で攻撃力2800と3200のモンスターが並ぶ格好になります。返しのターンで処理されなければ、かなりの痛手を与えることができるステータスです。高攻撃力のエースモンスター同士のぶつかりあいにカードゲームらしさを見出す身としては、これは魅力的です。

更に、準備に時間はかかるものの、条件を満たせばステータスを倍にできるカードもあり、遊戯王換算で攻撃力5600と6400の並びにまで強化可能です。実際のところ、スペルブーストデッキを使っていた時でも、レミラミ+ゴーレムの攻撃で勝つこともありました。むしろ、最終盤にならないと働かないサタンよりも活躍していました。
ならばと、ゴーレムを用いる秘術ウィッチのデッキに舵を切りました。上記の経緯から、マイフェイバリットカードは当然にレミラミですが、そのほかにも臨機応変に使えるカードが多くて楽しいデッキではあります。
秘術と呼ばれるデッキであり、真理、光という単語を含むカードの存在があり、ゴーレムを用いるということで、カバラがモチーフなのかと思いながら使っていました。ところで、ゴーレムとは「不完全なもの」という意味を持つ名前だそうです。人から見れば不完全であり、人の為の労働力となるもの……どうにも親近感がわきます。
レミラミで強化したゴーレムを頼りにしたデッキで、また少しだけ勝率があがりました。それでもクソザコ未満なのですが。
そこまで愛着はないけれど使う
レミラミをフェイバリットカードと呼んだり、ゴーレムにシンパシーを感じていたりはするものの、それが愛着であるかというと、素直に首肯できません。
デジタルカードゲームの特色のひとつとして、カードが喋るわけですが、これがあまり肌にあいません。自分のカードの性格を想像して「俺のブルーアイズ」のように都合のよい投影をすることができません。声とキャラクター性がついているというのは既存の人格が設定されているわけで、それが自分に合わなければカードとして好きであっても、キャラとして好きにはなれないのです。
絵柄が好きじゃないけど便利だからとデッキに入れている内に、窮地を救われて急に愛着が湧くというドラマも期待薄です。
そこでいうと、レミラミもちょっと……と思ってしまう部分があります。見た目もカード性能も好みですが、口が悪い。これが好きになれない部分ですね。あの陰陽師がいつまでも気に入らないのも、口の悪さが原因でしょう。
キャラとして好きにはなれないけど、便利だから使うというのはカードゲームを楽しむ姿勢として正しいのかと疑問に思いつつ、現状で勝算を望めるのがその方法しかないというのが、なんとも。
新しい切り札の1枚として採用した暴食のアナテマ・ララアンセムのエフェクトは少しカワイイと思います。少し。
その後、また別の試行中
ここまで秘術ウィッチデッキの話をしてきましたが、この記事を書き終えようとしている現在は、別のデッキを使っています。ランクマッチでの遭遇率が高い守護ビショップのデッキにゴーレムパンチが通用しないという悲しみ。手数が足りません。
ゴーレムを見限るわけではありませんが、ゲームを面白いと感じる為に勝ちを求めるのなら、またもや方向転換が必要になるということです。その為、別のデッキを試しています。
ウィッチデッキで採用していた陰陽師があまりに口が悪くストレスフルな存在だったのですが、決まり手になり得る性能からデッキから外せず、秘術ウィッチでも出番がありました。自分で使っているのにストレッサーになるというトンデモカードから一旦離れたことで、ゲームで遊ぶのが少し「面白い」に近づいた気がします。あと、また少し勝率も上がりました。
何のデッキをを使っているのかというのは、また別の機会に。
1ヶ月以上プレイして、ようやく「面白い」のカケラが見えた気がします。バカで下手くそでクソザコ未満のプレイヤーですが、懲りずに継続しようと思います。
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