これでわたしも2.5次元Vtuber?【コスプレマスク】

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 先日ツイッターに投稿をしていましたが、「典藻キロク」のマスクを自作しました。セルフコスプレが出来ます。顔出し・顔バレと言えないこともないような、そうでもないような。

 頭巾以外の材料は、110円(税込み)以内のものを使っています。別の工作で使ったものの残りから再利用できそうなものを見繕い、足りないものをダイソーとユザワヤで買い揃えました。
 体は剣で出来ている。マスクは、スポンジシート、フェルト、プラ板、カラーセロファン、布、縫い糸、ゴム紐、ファスナーテープ、ボンド、ガムテープで出来ている。

 大体はボンドとガムテープで無理やりくっつけています。ボンドがあれば簡単な工作には事足りるというのは、以前に制作した推しの人形からの学びです。推し活で得るものは、けっして悲しみや空しさだけではないと度々気づかされますね。

 頭巾は手縫いです。縫い物なんて、仕事着が破けた時に直すぐらいでしかやりませんが、その割にはノウハウもなしにうまく頭巾を縫えたと思います。自画自賛。

 「典藻キロク」は三面図もなければ、「この部分はこうなっている」という造形のディティールもありません。デザインした当人の手によるものなのに、頭巾は描くたびに形状が変わります。なので、今回作った頭巾の形状も「正解」のひとつということにしています。わたしのテキトーぶりが活きています。

 実は、約1年前に前身となるお面を作っていました。こちらは前面のみしか覆えない代わりに、プラバックルベルトで頭囲にあわせて調節が可能なので、装着しやすいです。ただ、覗き穴がないので、前が見えません。あと、面長になっています。

 マスク自作の案自体は2年ぐらい前からあったので、お金のあるときに少しずつ準備をしていました。マスク制作以前からYoutubeのショート動画で着ている紫のツナギだったり、撮影用の背景布なんかを、期間を空けて揃えていっていました。こういう数年がかりの準備が渋滞している所為で、家が雑然としているのです。

 コスプレマスクの制作経験などありませんし、その教えを乞える知り合いもいないので、インターネット上の断片的な情報と勘で作りました。まあまあの見映えになったと思います。前作のお面と違い、装着時に視界が確保できるという点は大幅な進化です。頭巾が布製なのも、気に入っています。

 難点として、サイズも勘で作ったもので、メガネをかけながらの装着ができません。なので、カラーセロファンにより黄色に染まる視界+メガネによる矯正なしの乱視・近視で、視界はあるものの景色はよく見えていません。
 装着時は内側のボンド跡やガムテープに髪の毛がつかないように、インナーとして目出し帽をかぶっています。加えて、快適性の担保が出来ていないマスクですので、かぶっていると暑いです。見ての通り、ツナギも涼しい恰好ではありません。短時間の撮影かつ扇風機に当たりながらでも暑さにへこたれているのですから、「着ぐるみの中の人」の苦労がしのばれます。

 これをかぶって何かをするということは考えていませんが、実写かつ全身が写る画角で表現することができるようになりましたので、選択肢は増えたと思います。これでわたしも2.5次元Vtuberというものになったかもしれません。Live2Dモデルを作ったときにも思いましたが、約6年前のわたしが簡単なデザインにしてくれたおかげで、制作スキルがなくても色々なものが用意できるのがよいですね。「今後自分で描いていくのなら、出来るだけ簡単なデザインに」という方針が功を奏しています。

 フェルトやセロファンを切ったり貼ったりするという、如何にもな「工作」ができて楽しかったです。9月に入ってからの制作ではありましたが、夏休みの図工の宿題を思い出させるものがありますね。

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