トラウマトリガーとウルトラマントリガーは字面が似ている。
……と、どうでもよいことを言って気を紛らわせておかないと、また手が震えてきてタイピングもできません。
当ブログを定期的にお読み頂いている方には言わずもがなでしょうが、終身不名誉ストーカーの汚名を一生名乗るきっかけになった出来事がトラウマになっているわけです。あくまで加害者(ストーカー)側にあって、心の疵などと言うのはあまりに反省が足りていませんが、実際に身体症状が出るぐらいには疵になっているので、そのように呼ぶことをご容赦ください。
そんなトラウマを刺激するトリガーは日常に潜んでいるもので、つい先日も急に襲われたところです。10年以上経っても治らないのですから、この先もずっとそのままでしょう。
ある意味で、これが罪に対する罰なのかもしれません。何を罪と呼ぶのかと言えば、ストーカーであると相手が感じるような誤った距離感をとってしまったこと……もそうですが、そもそも適切な人間関係を築けもしないのに生まれてきたことが罪なのでしょう。他人と関わろうとするだけで害を与えるのですから、害獣ならぬ害人です。さっさと死ぬのが世の為では?
なにがトリガーになるのか、今回はっきりわかりました。
トラウマになった出来事の再現度が高ければ高いほど、それを想起して心身にダメージを負うようです。考えてみれば当たり前のことですね。
「他人から拒絶されること」がそれにあたるわけですが、ただそれだけならある程度回避ができます。自分が「『ふつう』だと思って起こした行動がストーカーになる異常者」だと自覚して以来は、仕事を介さない他者との交流を徐々に排していって、まともに話をする相手は妻(当時は入籍前)だけにするようにしていました。そうでなくても、基本的には他人から嫌われる人格なので、拒絶自体はまあ珍しいことでもなく、多少の心構えはできます。
拒絶だけなら、それほど辛くはないのです。
1「それなりの関係が築けていると思っている相手に」
2「突如として拒絶されて」
3「その上で犯罪者(予備軍)扱いされる」
という三拍子が揃うと、これはもう無理です。落ち着かないといけないとわかっていても、手の震えは止まりませんし、血の気の下がる感覚も出てきます。
1 告白を断れたときに「恋人にはなれないけど、これまでどおりの関係でいてくれていい」と言ってくれていた相手に、
2 (わたし視点では)理由もわからないままに急に無視されるようになって、
3 周囲の人間に「ストーカーみたいで怖い」と触れまわられた。
という記憶が、やはり心の疵になっているのでしょう。書き出しながらしんどくなってきました。
トラウマトリガーが刺激されたからか、昨晩から今朝にかけて「都合のよい悪夢」を見ました。寝覚めが最悪でした。
事の起きた当日はそもそも寝付けなかったので夢見もなにもなかったのですが、少し落ち着いて眠れてしまったのがかえってよくなかったのかもしれません。
トリガーが刺激された日の日中は、数時間後に打ちのめされるとも知らずに、非常に気持ちが軽くなって久しぶりに心が浮つく感覚を得ていました。のんきなことですね。
なにがあったかといえば、長らく負い目に感じていたことについて、当人からの言葉で許されたのです。負い目や罪悪感に対して、この「許された」というのは特効薬です。ずいぶん気持ちが楽になりました。
夢とは記憶の整理が見せるものだと聞きます。「許された」という嬉しい気持ちと、「拒絶と犯罪者予備軍扱い」の悲しい気持ちが混ざり合った為か、おかしな夢を見ることになりました。
夢の中のわたしは、わたしをストーカーと呼んだ当人と話していました。
10年以上前のことですから、容姿や声といった情報も記憶から薄れている相手ですが、そのあたりは夢の補正で「彼女」であることに間違いないと、夢の中のわたしは認識していました。そして、当時ではなく「今」のようでした。つまりは、件の出来事を経た後にも関わらず、無視をされていない=完全ではないものの「許された」ということです。
先にも述べましたように、「許された」という感覚は、心を蝕み続ける罪悪感に対しての特効薬です。
過去に行ったことは消えずとも、これから先は負い目を感じなくてよいという「許し」。こんなに救われることはありません。
ですが、当然、そんな風に許されることは現実にはあり得ません。
わたしにとってあまりに都合のよい夢から覚めて、夢だったとわかったときの揺り戻しがどれほどのものだったか。
現実においては許されないというのももちろんですが、加害者の分際で心の底では「許し」を求めているという自身の醜さを思い知らされました。
拒絶にしても、犯罪者予備軍扱いにしても、相手方に悪意があるわけでもなければ、何かしらの責任があるわけでもありません。
ただただ、わたしが悪いことです。自分が終身不名誉ストーカーであると自認しているのに、他人に関わりたいと思ったのが間違いなのです。どうしてわたしは、こうなのでしょうね。
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