What is お盆休み?

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 初めて労働の対価として金銭を得るという体験をしたのは、高校1年生の頃のアルバイトでした。その時から途切れることなく、何かしらの労働を続けています。気質的には引きこもりなのに、平日は学校、土日はバイトで毎日外出していたのが、今となっては信じられません。

 バイトを含めれば20年近く働いているわけですが、わたしはお盆休みというものを経験したことがありません。

 食品倉庫、コンビニ、福祉関係……会社がお盆休みを設定するような業種でないというのが理由です。なんならば、食品倉庫はお盆含む夏休みシーズンこそ飲食店への出荷が増えるわけで、7月8月が繁忙期でした。

 仕事に夏休みなんかない、と思っていたのですが、前・現職場での業種(福祉職)では問屋にお盆休みがあります。問屋が動かないのなら、わたしも休めるだろう……ということもなく、平常通りに事務所は営業します。お客さんからは「お盆休みもないなんて、大変ねぇ」とよく言われるものです。前職場は経営母体が教会だったので、「うちの会社はキリスト教ですからね。仏教のお盆は関係ないんですよ」というジョークを持ちネタにできて便利でした。


 お盆休みがないということ自体は、そういう性質の職についている以上は文句を言うことはありません。ですが、その時期の渋滞や、ホリデードライバーの変な運転には頭を悩まされます。現場間の移動時間が読めないので、スケジュールが組みづらくなるのです。


 妻はお盆休みのある職種で、今年はそこそこの大型連休になるそうです。放置されているリトバスEXをやってみようかと言っていました。夏の暑い日にエアコンの効いた部屋でコーヒー牛乳をお供にして読むギャルゲはよいぞ、と薦めておきました。よいぞ。


 お盆休みとしての公休はないものの、休みたければ有給休暇を使えばよいというのが現職場です。方針に従って、取得義務のある年5日のうち2日を、8月中旬に消化する予定を組んでいました。しかし、残念。福祉職にお盆休みがないということは、その時期の日時指定の案件も普通に来るわけです。公休もなければ有休もとれません。さらには、今月は土曜出勤が続いています。新年度の目標として掲げた「サボリーマン」はどこへやら。


 まあ、自宅・職場間よりも実家・職場間の方が距離が近いので、帰省というものをしたいのなら、平日の仕事帰りに寄れます。祖父の墓も職場からそう遠くはありませんし、特別お盆にこだわることもありません。仏教徒でもないですし。
 
 わたしはただ、連休が欲しいのです。作りたいものがたくさんあるので、休息1日作業1日で2日間は欲しいのです。作りたいものが溜まる一方です。Give me 連休.

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