↑昨日の記事で「バリバリウォレットって仮面ライダーの玩具っぽいよね」という話をしていましたが、これを妻にも言ったところ、いろいろと設定を考案するまでに話が膨らみまして、「新番組 仮面ライダーキャッシュ(仮題)」が誕生しました。ハッピーバースデー!
メダル型の玩具が大人にも子供にも大人気なことを考えれば、小銭・硬貨を集めるというのは玩具モチーフとして十分に実現し得るものと思います。お金という、ヒトの欲望に直結するものをテーマにすることで人間ドラマを描きつつ、よくないお金の使い方を子供に教えることもできます。妻考案の武器 リボリボルバーで破滅する人物も登場予定です。
まあ、それは本題ではありません。
小学生の頃から使っていたお財布が現存しているというが、我ながら物持ちのよいことだと思いました。まあ、以前の記事にも書きましたが、モノに執着するものでして、死蔵品も含めて色々ため込んでいます。

例のお財布と共に、小学生の頃から今に至るまで形を残しているデジヴァイスもあります。
形を残しているというだけなら、ゲームボーイカラーも現存しています。捨てるには思い出のあるものですし、捨てたところで減る荷物のカサもたかが知れていますしで、ずっと持っています。

デジヴァイスのような「子供の頃のおもちゃ」は流石にあまり残っていませんが、ごく限られたものは残してあります。デジモンの当時品フィギュアですとか。
ポケモンの指人形とか、いとこのお兄ちゃんからお下がりでもらった獣奏剣とか、捨てずにとっておけばよかったと思うものも……。さよならしたものは、思い出の中で大事にします。
思えば、遊戯王カードなんかも、小学生の頃のカードが未だにデッキに入っていたりもしますし、生来の収集癖が持ち物の端々に見えます。
20年以上前のものが現存しているのは「物持ちがよい」と言ってよさそうですね。

ずっとこの性格なので、ほかにも保存しているものはたくさんあります。
10年そこらのものになりますが、妻(当時入籍前)から初めてもらったバレンタインチョコ……の箱と缶はとってあります。当日はカラオケデートでしたが、個室内でチョコの入った手提げが視界に入る度に「へへー、チョコ貰っちゃったー」と妻本人に自慢して「いいねぇ。よかったねぇ」と返されるやりとりをしていました。なつかしい。今でも「宇宙チョコ」という名前を言えば、「バレンタインにあげたやつのことね」と認識されるぐらいには、あちらも憶えてくれています。
10年そこらといえば、よくよく考えてみれば、熱心に集めている「変身ベルト」等もそれぐらいの年数を経た物たちになるわけです。
なにせ、当時仮面ライダーから興味の離れていたわたしが「特撮ファン」に戻ったのは、妻の影響です。妻との付き合いの年数分はそれらの玩具も集めています。幼少の時分には買ってもらえなかった「変身ベルト」を買ってみて、「今の自分はこんなすごいものを買えるようになったんだ!」と高揚したのを覚えています。はじめて遊ぶ「変身ベルト」はとても素敵な体験でした。
妻が熱を上げていた当時の仮面ライダーのものということで、買った物はウィザードライバーだったわけですが、指輪型の玩具をベルトにかざすと、ベルトが光って鳴るのです。非接触で指輪を個別認識するのです。すごい。
……と、ウィザードライバーに感動した話はほどほどにしまして。
物持ちがよいと言えば聞こえはよいですが、要するにモノを捨てられないということです。どこかの記事にも書きましたが、衣類やらを買い替えることも少なく(そもそも私服で出かける用事もす少ないので)何年も同じ服装だったりします。バリバリのお財布と同じく、まだ使えるものは買い替えなくてよいだろうと思ってしまいます。
こうしてまた、「先日買ったばかりの玩具」がいつの日にか「10年前の玩具」になっていくのでしょう。人に歴史あり、物にも歴史あり。
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