わたしはロングスリーパーではない

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 唐突ですが、わたしはロングスリーパーではありません。毎回の記事の中でも際立って脈絡のない話ですが、「わたしはロングスリーパーではない」ということを言いたいのです。
 いえ、たまたま目に入った情報の中で、ロングスリーパーに関するものがあったのですが、これを自分にあてはめて考えてはいけないな、と思いまして。

ロングスリーパーとは

 一般の人よりも長く眠る傾向にある人をロングスリーパーと呼びます。10時間以上の睡眠をとらないと、日中に眠気や体調不良が発生し、本調子で活動できなくなります。長い睡眠時間を必要とする原因は不明であるようです。

 ロングスリーパーの性格傾向としては内向的であることが多いそうです。また、HSP(感受性が強く刺激に敏感な人)にロングスリーパーが多いという話もあることから、外部の刺激による疲労感が関係しているのかもしれません。

 HSPとの関連からか、繊細で、感受性や創造性に富んでいるという言説もあります。

長く眠ると調子がよいのは確かだが

 わたしは10時間寝られれば、調子よく1日を過ごすことができます。12時間休めれば、体力満タンで気分もよくなります。10時間も眠ることのできない平日は、日中は眠いし、何事にもやる気が起きません。休日の作業中も、15分の仮眠のつもりで2時間眠っていることもあります。

 だからといって、わたしがロングスリーパーであると言い切ることもできません。あまり眠れず3~4時間で起きてしまう日もありますし、普段からやる気がないなりに生活が成り立っています。
 長く眠れる機会があるのなら、できるだけそうしていたいというのは、現代人にある程度共通する願いでしょうし、わたし個人の感覚での適切な睡眠時間に対して、ことさらにロングスリーパーであると特別な名前をつけることはできません。

感受性も創造性もない

 長い睡眠時間を求めるのは確かですが、その他の特徴には当てはまらないところが多いです。内向的な性格というのは、まあ間違っていないでしょう。わたし、こう見えて、そう見える通りの性格ですので。

 しかし、繊細さや感受性、創造性などとは縁遠いです。HSPと聞いて「はて。HSP? むかしゲームを作った時にHSPスクリプトエディタを使いはしましたが、何の関係が?」とトンチンカンなことを考えるぐらいには、関わりのない話です。図太く、鈍感で、なにを創り出すこともできません。「人の心がない」とか「創作の才も能もない」というのが、目下のストレッサーになっているぐらいには、わたしに当てはまらない特徴です。

怠け者の言い訳にするなという自戒

 わたしはロングスリーパーではありません。ただ長く眠らないとやる気が出ないだけの怠け者です。繊細な心や優れた感受性など持っていないのですから、日々に気疲れを感じるとしてもそれはただの心の弱さです。
 特徴のほんの一部が当てはまるからといって、怠けと弱さの言い訳にロングスリーパーを使うなという自分への戒めをしたく、今回の記事を書いています。

 わたしはただの怠け者です。時間や労力をかけて何かをしたとして、結果に繋がらなければ、頑張った「つもり」でしかないのです。寝食を削るという、誰でも当たり前にやっているようなこともまともにできないわけで、それで結果が出せないのなら、ただただ怠け者であるのだと証明されます。

 長く眠らないと調子がでない→それはロングスリーパーだから仕方がない……などという、自分に都合のよい情報を真に受けず、自分がダメ人間であることをしっかり自覚していきたいと思います。

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