おはようございます。話が冗長でわかりづらい上につまらないと自覚のある典藻キロクです。
ええ、自覚はあるのです。あるのですが、直せません。コミュニケーション技術に劣るというのはこういうことでしょう。
そんな典藻ですが、自覚はあっても「またやってしまった」と落ち込むこともあります。記事タイトルとおり、ジョークを発した時がそれです。典藻のジョークは面白いつまらないはさておき、そもそもジョークか否かの判断がつきづらいようなのです。
わりと子供の頃から進歩なく、ジョークのつもりが真面目に取り合われてしまって場の空気感がおかしくなることが非常に多い。ここから学習して、徐々に徐々に「無口キャラ」にシフトしっていったわけですね。沈黙は金、とも申しますし。
学習はしたものの、気を許した相手にはジョークのひとつも口にしたくなるものです。
しかし、これも大概うまくいかず「またやってしまった」「もうジョークなんて言うものじゃない」「この人には真面目な対応だけにしよう」と自戒します。
ところで「笑えないジョークだ」が口癖の仮面ライダーを1年間観たせいで、この別段変わっているわけでもない言い回しに反応するようになった妻をみて微笑ましく思う典藻です。「ウルトラマンメビウス」の序盤でイカルガさんがこのセリフを言った際に「『笑えないジョークだ』だ!」と盛り上がっていました。不思議な状況ですね。
この「笑えないジョーク」というのは、あくまでジョークであることは伝わった上での返しです。典藻の場合は、そもそもジョークであることが伝わらないという、それ以前の問題です。
対面で話しているときであれば、声の抑揚のなさや表情の乏しさから読み取りづらいのだろうとわかります。インターネット上でのやりとりなら、文字媒体ゆえにより感情が伝わりづらいのかと思います。原因はわかりますが、改善方法が実践できない。なのでいつまでも繰り返してしまいます。
妻と話していて安心できるのは、典藻のジョークを取り違えることがないというところです。それどころか、ジョークに笑うだけでなく、ボケに的確にツッコミをいれてくれたり、そのまま即興劇が始まったりするというのが、心地よいのです。それに賛同するか反発するかは別として、わたしの言いたいことがきちんと伝わる「会話ができている」と感じられる数少ない人です。世界で唯一のわたしの理解者といっても過言ではありますまい。
一方で、「真面目な話」「仕事の話」をしている時の様子を指して「怒ってる」「怖い」と評されるので、妻と話すときはなるべくおちゃらけておどけてふざけてみせるようには心がけています。本人にも伝えていますが。別に無理しておどけてみせているのではなく、素のおしゃべりである面を見せているだけなので心地よさを損なうものではありません。
ジョークが伝わらないこと、言いたいことが伝わらないことの寂しさやもどかしさはありますが、少なくとも妻とは意思の疎通ができるのでそれでよし。
真面目な愚痴をきいてくれる相手はいませんが、仕事やらなにやらの愚痴はこのブログやSNSに吐きだせばよし。昔は日記に書いていたようなものですが。
コミュニケーションの技術が無いなりに、ひとりごとを書けるブログはよいものです。ツイッターはその名に反して、呟きやひとりごとを書くに向かない場所っぽいので、やはり主体はこちらにすべきかとも思います。いえまあ、すでにあちらはツイッターでなくエックスに名を変えているので呟く者ではなくなっているのでしょうが。
そのブログ自体も、ジョークセンスのなさ故に面白みに欠けるものであるというのは考えものですが、わたしがつまらない冗談を吐くというのは、もう生きている限りついてまわる呪いのようなものでしょうし、ご愛敬ということで。
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