期間中の事3:バイセンテニアル・マン

書籍感想





冒頭文

 おはようございます。集中力が続かないでお馴染、典藻のりもキロクです。
 
 集中力がですね、続かないんですよ。
 特に文章の読み書きは苦手です。ブログも2000文字ぐらいの記事は短期決戦で1日で書いていますが、それ以上は2日~に分けることが多いです。そして溜まっていく下書き達。

 そんな典藻ではありますが、インターネットデトックス期間に読書なぞしてみました。珍しく。

 デジタル機器に触れないアナログな余暇活動といえば、ということで選んだ次第です。
 そこでスポーツだとかのアウトドア趣味が選択肢に挙がらないから増量するのだ。
 ……食事を制限せず、かつ運動せずに健康的に痩せる方法が知りたい。


バイセンテニアル・マン

 アイザック・アシモフの短編集「聖者の行進」です。

 以前にフォロワーさんから薦められた(←言ってみたかっただけ)映画「アンドリューNDR114」……の原作の短編小説である「バイセンテニアル・マン」が収録されています。

 異国の言葉に暗い典藻なので「焙煎・手に在る・マン……?」と題の意味がさっぱりわかっていませんでしたが、読み進める内に大いに納得しました。
 素晴らしいタイトルです。読み終わって意味を理解すると大変感慨深いものがあります。

 センテニアルはセンチュリー的なあれですね。あっていますか?


 有名な著者によるものなので、シャーロックホームズシリーズのように文庫本が現行で出回っているものと思いましたが、こちらの「聖者の行進」新品が見つからずAmazonで古本を購入しました。
 普段本を読まないので、売られている本とそうでない本の区別がわかりません。映画化されるような名著であっても絶版になるものなのですね。


 内容についてですが、ロボットのアンドリュウが身体的に、そして法的にロボットからヒトに成っていく過程が描かれていました。
 各種創作物で目にする「ロボット三原則」のオリジナルも見られて満足です。

 作中でヒトの定義として語られることは無かったように思いますが、いちばんの必要条件は「心」だったのではないかと、典藻は思います。
 とすると、まだヒトとして認められたいという欲求を持たない頃のロボット・アンドリュウにとって、彼の仕えるリトル・ミスが特別になった瞬間、すでにアンドリュウはヒトに成ったのでないかと。
 生物学的に、法的にという社会で認められる要件を別にすれば、心こそがヒトの条件という話でないかと。

 典藻と妻にとって思い出深い「仮面ライダーウィザード」でも、怪物がヒトの体に戻れたとしても、人の心を失くしたのなら人じゃないという旨のセリフがありましたし。

 作中において、アンドリュウがヒトに成る為に協力してくれる人間もいれば、ロボット三原則を悪用して自壊を命じようとするチンピラがいたり、生物学的にヒトであっても心という条件を満たしているかはまた別の話であるというのもまた面白い話です。



 物語の本筋からは外れますが、人類が宇宙進出したり、スケスケの衣服を着て「相手が目を逸らすことで大事な部分を『隠す』」というお洒落であったりという「未来」の描写が面白かったです。
 また、細かいところではありますが、映画タイトルの邦訳はアンドリューですが、小説内での訳はアンドリュウでした。やはり訳者によって違いの出る部分はありますね。

 映画DVDはまだ観ていませんが、丸1日休みの日が出来たら視聴したいと考えています。繁忙期などない職種ではありますが、しばらくまともな休みが無さそうなのが憎らしい。
 訳者による違いはあれど、おそらく原文からして大事な部分である「セクトセンテニアル・ロボット」から「バイセンテニアル・マン」に呼び名が変わる部分がしっかり映画でも描かれているとよいなと思います。

 

おわりに

 本来なら、あらすじ紹介と所感を記すのが読書感想文でしょうが、まあこちら個人ブログですので様式にはこだわらず。
 また短編集ではありますが、上記「バイセンテニアル・マン」以外の話を読んでいませんが、こちらもご容赦ください。

 普段しない事をした分、デトックス期間の気分転換になりました。
 そして、読んでいて知らない言葉として「満腔」というものが出てきて意味を覚えましたので、またひとつ賢くなってしまいました。



 ところで「アシモフ」といえば典藻にとってはアイザック・アシモフですが、妻にとっては雷鳥を指す言葉です。足の羽毛がもふもふなので、足もふ=アシモフです。

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